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OpenFOAMの歩き方 補足資料

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OpenFOAMの歩き方の正誤表やいただいた問い合わせのメモなどをまとめています。
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改訂新版OpenFOAMの歩き方 正誤表

誤記リスト4.18 0.orig/pの後の文章
・壁面のwallsは、滑りなしのnoSlipとしました → 壁面のwallsはkqRWllFunctionとしました

図4.10 Sliceの設定の図の後の文章
・Point Source → Point Cloud
・Sphere Parameter下の → Point Cloud Parameter下の

5.6 文章中
oversetフォルダ

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STLファイルの作成方法

自分で作った形状を使って計算されたい場合は、FreeCADなどからASCIIのSTLファイルを出力して、テキストエディタで内部を書き換えてください。

FreeCADでASCIIのファイルを出力する場合は、astファイル形式を選択して出力したのち、拡張子をstlに変えてください。

(大体の商用CADはstl拡張子のままASCIIとバイナリを選べますが、FreeCADはなぜか昔からast拡張子でし

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OpenFOAM(OpenCFD版)のインストール時にis not signed.になってインストールできない時

この記事はオープンCAE Advent Calendar 2022の21日目の記事です。

追記(2022/12/24)

v2212が12/23に公開され、24日にインストール確認したら、下記の処理不要になっていたので、新バージョン公開前の処置だったのかなと推察。

問題の発生情報をいただいて確認してみることにした。まず、公式ページの通り、インストールを実行する。環境はWindows11+WSL

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OpenFOAM v2106以降のWSLでのインストールの仕方

本記事はオープンCAEアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/6423)1日目の記事です。

OpenFOAMのv2016からWSLを使った環境構築のやり方がLinuxと統一になりました。

手元の環境では公式に書いてある通りのコマンドだけではインストールできなかったので、メモを残します。ここではマイクロソフトストアにあるWSLのディストリビューション「

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商業版「OpenFOAMの歩き方」正誤表および補足

インプレスR&D様より出版されております拙著「OpenFOAMの歩き方」の正誤表

誤記に関しましてご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。下記の正しい記載にてお試しください。

正誤表4.7章 stripコマンド

誤(tagの後ろにスペースが入っていません。)

sudo strip --remove-section=.note.ABI-tag/usr/lib/x86_64-linux-gnu

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WSL2+XmingでfoamMonitorを実行するときのやり方

どうもWSL2だと表題の組み合わせでXを飛ばすとエラーになるようなので調べてみました。拙著OpenFOAMの歩き方でも残差表示に使っていますが、今後、講習会関係でもひっかかる方がいるかもしれないのでメモを残します。

1.Xmingが立ち上がっていれば終了する。すでにXmingが立ち上がっている場合はタスクバーから終了してください。

Xmingのアイコンを右クリックしてExitを選択すると確認の

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OpenFOAMの歩き方 第2版 2006対応版 正誤表

弊サークルの本を入手いただき誠にありがとうございます。

非常に申し訳ありませんが、誤記等ございましたので、こちらに正誤表として記させていただきます。

4.7章 foamMonitorのコマンド



foamMonitor -l postProcessing/residuals/0/solverInfo.dat



foamMonitor -l postProcessing/solver

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OpenFOAMの歩き方第2版v1912対応版 p24 インストール作業動画

問い合わせをいただきましたので、コマンド実行時の動作サンプルをGIF動画にしました。ポイントは<USER>の個所をWindows側のユーザー名に合わせることです。

cp -ar /mnt/c/Users/<USER>/Downloads/OpenFOAM-v1912-windows10.tgz .

sudo tar -xvzf OpenFOAM-v1912-windows10.tgz -C /

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