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女性活躍推進のモヤモヤ感

女性の活躍推進ということで、納得いかないまでも(本質を理解していないため形だけ作ろうとする)政府が言うからということで女性にポストを与えようとする。

そうすると「いやイイです」と断られる。せっかくポストを与えようとしても女性は昇進したがらないという結論になる(実はホッとしている)。

よく見る光景である。大きく分けて原因は2つと考える。

一つ目は、形だけ女性活躍と言っても背景が変わっていないからやりがいを感じられないこと。かえって気づかいが増えるだけややこしいと思う。

二つ目は、女性は昇進とかポストとか役名よりも実質を重視する傾向にあるということ。昇進して給与もそんなに変わらないのに業務量が増えたり責任だけ重くなるのは勘弁してほしいと思うから。

結果がでないと「だから女は…」と言われる。女だからできないのではなく、社内で管理職になる教育を受けていないことが原因。私たち世代は、総合職と一般職とあり、殆どが昇進してゴールを目指すというルートをたどらず、程よい年齢を迎えている。年齢、勤続年数から「女性だから」という理由でいきなり管理職。すぐ結果がでなくてもダメだと否定する話でもないはず。20代、30代が管理職になる年齢を迎えるころまでダメ出し結論はやめてほしいと思う。

まずは形から、とはいうものの意外と先入観が邪魔していることに気づいていない。先入観を取り除くことで新しい発見があり、前進するのに。良いことをしているはずなのに進まないのはもどかしい。

もっとも、女性活躍推進の本質を理解しているところは既に何十周も先に進んでいるのも事実である。




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