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駆け出しライターが感じた、取材で大切なポイント

全然note書けてないって思ってたけど、思い込みだった。

【投稿数推移】
21/12 3投稿
22/01 3投稿
22/02 1投稿
22/03 4投稿
22/04 7投稿

2月以外は大体週に1度は投稿できていたみたい。
4月は単純計算で週に2度、投稿することができた!
書くことがどんどん身近になってきたんだなぁと感じる。

そんな中、先日やっと取材記事をまとめたけど、同じ文章でも目的や用途が違えば、何もかも違うんだと知った。
正直、テーマが違うだけでこんなに悩むんだなというのは、やってみなければわからなかったと思う。
なんでも「ちゃんとやる」と深い。

私の感じ方と相手の感じ方は違う
初めての校正を受けて感じたのは、自分にとってわかりやすいのと万人にわかりやすいのは違う、という当たり前のことだった。

きっと記事の校正を重ねることでの気付きは今後、たくさん出てくると思うが、まずはその前段階。
取材をしてみての気付きを書き残しておこうと思う。

今回の取材について、ポイントは2点。
①初めて自分の取材の様子を録画で見た(客観視)
②初めてライターの方に立ち会ってもらって取材をした
そんな初めての取材をした私の、感じたことと反省点をまとめてみる。

質問はタイミングが命

その人に興味をもって話を聞く
ということは、できていたように思う。
事前にできる限りの情報は調べて頭に入っていたから、話を聞きながら、知りたいことはスラスラ出てきた。

でも、気になると思うところを質問して広げていくと、どんどん話がそれていってしまうのだ。
意外な事実を見つけられたり、その方の琴線に触れる話が引き出せたりして、またそこから知りたいことが生まれてしまう。

録画を見返して、それができていないから、話が前後してしまい、相手に何度も同じ話をさせてしまったり、前提を確認するやりとりが増えてしまっていると感じたのだ。
そこで、質問をするタイミングが大事なんだなということを知った。

相手の立場で考える

また、相手を知りたいという自分の欲求を優先してしまっていたのも、その原因の1つだと感じた。
プライベートで話す時と同じ感覚で話していたのだ。

気になった時に気になったことを聞くのは、自分の欲求を優先させているだけ。
相手の立場で、相手が話しやすいようにと考えれば、テーマや話の構造を取材側が把握して、流れを作るサポートをすることが大切だと思った。

「知りたい」という欲求は大切だが、それよりも相手がいかにストレスなく話せるかを考えた方がいい。
あれもこれもと広げすぎるのではなく、1つ1つのまとまりで完結させていくことを、これから意識していこうと思った。

好きに話してもらうことの難しさ

相手に何も考えずに話すことに専念してもらうには、取材する側が相手のことまで考える必要がある。
いうなれば、取材する側がエスコートするということなんだと思う。

取材する側は自分の欲求に任せて場をコントロールするのも良くないし、かといって、相手が話したいことを全て受け取るだけなのも良くない。

相手が思い付いたことを話せる土壌は作りつつ、相手の話を咀嚼し、取材の目的に合わせたポイントへと絞って深めていけるといいのかもしれないなと思った。

反省を活かした取材の流れ

最後に、私が今回の反省を活かして考えた取材順序をまとめておきたい。

(1)話の全体像を流れで聞ききる
(2)話の途中で聞きたいことが出てきたら、その場で聞くのではなく、メモだけしておく
(3)その中で、優先順位をつけて質問していく

【優先順位】
①記事に必要な要素や事実
②そのエピソードの裏付けや理由
③何故そうしたのかなど、その人の価値観に紐付くもの

その取材の目的に応じて優先順位は変わるが、なんにせよ、どのタイミングでどのボールを相手に投げるかを考えて、話者をエスコートすることを意識してみようと思った。

私は今回、「話を聞く」と「取材をする」の違いを実感することができた。

今までは話の内容の方が気になって、インタビュアーの良し悪しはよくわからなかったけど、これからはそういうところも意識して見られるようになりそうだ。

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