2024.3.14 ❤︎ 推しのエッセイが書籍化された日
2024.3.14
大好きな推し、中川紅葉ちゃんのエッセイが書籍化されましたっ👏
1日経った今日。
感想などなど書いていきます🌸
「ココロすっぴん」
毎月更新されるこのエッセイが毎回楽しみで楽しみで仕方なかった。わたしにとってくぅちゃんのエッセイは、お守りみたいに温かくて優しくて、でも核心を突かれるような言葉もあったりして自分自身考えないようにしてきたことと改めて向き合うきっかけになったりする。
そんなくぅちゃんのエッセイ。
読むたびにくぅちゃんの言葉選びがすごく素敵だなと思うし、くぅちゃんらしくて、なんかすごく優しくて、繊細で、とっても不器用だけど、でも芯のあるくぅちゃんが紡ぐ言葉たちが大好きになっていった。
そして今回の書籍化。
自分のことのように嬉しくて幸せでずっとずっと手元に置けるのを楽しみしていたんだ〜🌸
「ココロすっぴん」を読んで、私が心に残っている言葉、そしてその言葉や話から考えたことなどを書いていきます。
「はじめに」がもう既に大好きだった
「はじめに」に書いてある話はエッセイの連載の中でも私がすごく好きな話。
エッセイを読むのをためらう時があること。言葉が刺さりすぎて読めずに本を閉じてしまうときがあること。読む側の心の体調によっては読めなかったりすること。
わたしはこの感覚がずっとあって、本を読み出した高校生の頃から定期的に訪れていた。心の体調が悪くなりやすい私は、時々大好きな本を、言葉を読めなくなる自分がすごく嫌だった。高校生の頃の私は、なんでこんなに好きなのに読みたいのに、ここしか縋れるところがないのに、何で辛くなってしまうのか分からなかった。
今では、本が読めなくなった時は、そっと本を閉じ、あったかい飲み物を飲んだり、あったかい布団で眠ったりして時間が解決してくれるのを待ちます。
何年か前に買った本。
すごく大切な人におすすめしてもらったのにも関わらず今だに途中までしか読めていない。何度か開いては見たもののすぐに閉じてしまう。
あの本は、いつになったら読めるのだろうか。
「その感覚」は自分だけだと思っていたから、誰かに話すこともなかった。くぅちゃんのエッセイを読んで、私だけじゃないことが分かって凄く安心したんだ。凄く凄く救われた。
と、同時に、わたしもくぅちゃんのような「その感覚」がある人と友達になりたかったな、と
本の話や、深い話ができる友達が欲しいなぁと考えたりしました
「人生をネタ化するためにエッセイを書く」の、小説のような書き出しが素敵すぎた
1番初めの話は、なんだか小説を読んでいるような感覚になって、凄く好きだった。くぅちゃんの言葉で情景が思い浮かぶし、こういう日常を残しておくことで後になって役に立つこともあること、やっぱりくぅちゃんは「書く人」なんだなって。
私がメモを残したり、本を読んだあとに感想をノートにまとめるようになったのは、くぅちゃんがおすすめしてくれた本のおかげ。
noteも下書きばかりが溜まっていってしまうけれど、いつかネタになったらいいな。それぐらい未来の私は強くなっていたいな。時間もきっと解決してくれるよね。
「口内炎」を読んで
くぅちゃんもおんなじだった。嫌いな人がいることに安心した。もう会いたくない人がいる事に安心した。
自分の悪い噂を流されたり、話を盛られたり。知らないところで気づいたら、なぜか私がいけないみたいになっている。初めて嫌いになった人だった。
その子のSNSを見てしまう気持ちもすごく分かるし、自分より幸せにならないでくれって思う気持ちもめっちゃわかる。今、私がそれだから。
でも、そのおかげで自分磨きを頑張れているというのも確かにあるなって。陽のエネルギーより負のエネルギーの方が人を動かす力があること。
たしかに、好きな人のためにも頑張れるけど、コイツみたいにはなりたくない!とか、こうなりたくないから今頑張る!みたいな方がパワーが出るし、負けない!って気持ちになるの、すごくわかる。
この話を読んで、なりたくない自分にならないために、負のエネルギーはやっぱり必要で、頑張りたい、頑張らないとって思った
恋愛観に大共感
くぅちゃんの恋愛の話はほとんど聞いたことが無かったから新鮮だった。ていうのもあるけれど、何より恋愛に対してだったり、人と新しく関わることに対して、少し冷めてると見られがちなくぅちゃんの恋愛観に大共感。
根本、人を信じないし、いや、基本何も思ってはいないのだけれど気づいたら壁を勝手に作っているし、信じないのが普通、みたいな。冷たいと思われがちで、誤解されがち。そんなつもりは無くても、違うんだけどな、、と心で思っているだけで相手に伝えないから、伝える事を諦めてしまっているから先に進まない。親友にも恋愛にも進まない。
価値観をすり合わせるところまでそもそも進まない。
「どうせまた他人になるのに」
これは、いつか絶対に終わりが来てしまうことを分かっているからの言葉。
私もいつか絶対今の彼とは終わるんだろうなと思ってしまっている。幸せだった時間というのが今まで生きてきた中で圧倒的に短すぎて、無さすぎて、幸せに感じている時間がとても怖く感じる。
彼とバイバイした後、初めは寂しいのに、家に帰ると今日も1人で眠れる。好きな本を読めると、少し安心してしまう自分がいる。
いつか、きっと終わってしまうから。
ずっと好きなんて、ないんだろうな、
くぅちゃんの恋愛観、わたしはすごく共感できるよ。
でも、わたしは好きでいたい。
少し矛盾してしまうかも知れないけれど、私はくぅちゃんのことをずっと好きでいる自信しかない。
エッセイの中で、「エゴサーチ」についての話があって、そこでの1文。
「ずっと好きなんて存在しない」
たしかに、、と思いつつも、わたしは推しに対しての「ずっと好き」は信じていたいなって思う。
だって今こんなにも好きで、憧れていて、頑張る活力になっている。こんなに素直に真っ直ぐに言葉を紡ぐ人にわたしは初めて出会ったし、何よりわたしはくぅちゃんとお友達になりたいぐらい大好きなんだ。守りたいって思う。
その「好き」を自分でも信じたいし、くぅちゃんにも、もしよかったらわたしの好きは信じて欲しいなって思ったりする
「親友」と自信を持って呼べるひとがいること。
この話を読んで、感動したし、関係性が本当に素敵。距離感も素敵。お互いが大切で大好きに思っていることがすごく伝わるし、私の大好きな推しにそんな素敵な親友がいてくれたことが嬉しいし安心。
旅に連れ出してくれる人がいる。
くぅちゃんがすごく救われて感謝している事が伝わってきて泣きそうになった。
私がすきな文は最後の、また来ようねと言ったくぅちゃんに対して、もえなすちゃんが言った言葉。そして、「私のフィルムカメラを奪って〜、、」がとってもすき。
くぅちゃんがもえなすちゃんといる事で自分に優しくなれていることがね、なんかもう涙が出てくる。本当にありがとう。って気持ちになる。
旅に連れ出してあげられる勇気。
そんなことを考えられるくぅちゃんはきっと本当にどこまでも優しくてあたたかいんだ。
くぅちゃんの将来の夢を読んで考えたプレゼント
大学のフランス語の授業。
くぅちゃんの将来の夢。
私も、それが理想だなぁ、って思った。(猫アレルギーだけど)
穏やかに暮らしたいよね。
私がすきな雑貨屋さんがあって、猫の雑貨がとっても多くて可愛くてどれも個性的なことを思い出した。久しぶりに、その雑貨屋さんに行こうかな。エッセイ書籍化おめでとうのプレゼントをそこで選びたいなって思いました🐈
くぅちゃんにとって、すごく大切な場所なんだろうな。そんな熱海に私もいつか行ってみたい。
私が1番心に残った言葉。
くぅちゃんのエッセイ。最後の話。最後の1文。くぅちゃんの祈りのような言葉で、私もそう信じたいことだった。
最近の私は「楽しむ」ことよりも、必要な事をやっていて、やりたい事をやるための準備期間で、こう在りたいに近づくために日々、仕事で疲れていても時間を作っている。
そんな、ただこなすだけの毎日が、未来の自分にとって大切な時間になっていたらいい。
そして、それを他の誰かに対しても祈れるくぅちゃん。そもそも、この言葉を紡ぐことができるくぅちゃんがわたしは本当にだいすきです。
これからも大切にしたいくぅちゃんの言葉。
エッセイを読み終わって、やっぱりくぅちゃんはすごいなぁって。自分の言葉で書けること。心のまま書いていること。それが読み手にも伝わること。くぅちゃんの真っ直ぐさ。心があったかいくぅちゃんの言葉はわたしの心に凄く残るし、安心できる。
まだまだ書きたい事、心に残っていたり、いろんなことを伝えたいけれど書ききれないから、別の形でくぅちゃんに伝えられたらと思って今頑張って作っています📖
「ココロすっぴん」
1冊のエッセイとして、素敵な言葉や日常と出会えて、「中川紅葉」の人生が少し覗けた気がした。
大切な人だったり、過去出会った人だったり、子供の頃の話だったり、学生時代からの変化とか、色んな葛藤とか、頑張りたい事とか、くぅちゃん自身が探そうとしているものとか。
改めてエッセイってそういうものだなって思った。
だから、エッセイを読むのが好きなんだなってことも。
中川紅葉ちゃんのエッセイ。
色んな人に手に取ってもらいたいな。
すごくよかったです。
そして、よく眠れそうです。
明日も自分らしく生きるために、自分だけは自分を肯定してあげられるように、これからもくぅちゃんの言葉に素直に身を任せて、助けられようと思います
くぅちゃんのエッセイ。
だいすきな話や言葉が詰まっているこの本が今手元にあることがとっても幸せで、それだけで安心できる。
くぅちゃん、頑張ってくれてありがとう。
届けてくれて、ありがとう。
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