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栄養素「脂質」について

脂質は 体に悪い・太りそうなどのイメージがあり、
避けがちな栄養素ですよね。

ですが脂質は、たんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラルと合わせて5大栄養素の一つと言われており、
体の中で様々な役割を担っています。

➀エネルギー源になる
脂質は1gで9kcalと少量でも大きなエネルギーが確保でき、
体内消費せずに余った分は、体脂肪(中性脂肪)として蓄えられます。
体脂肪は体温を維持したり体内でクッションになって内臓を守る役割もしています。

②細胞膜やホルモンの主成分
細胞の表面を覆う細胞膜は脂質に含まれるコレステロールやリン脂質が主成分となります。
また、ホルモンや消化吸収に関わる胆汁酸の原料にもなります。

③脂溶性ビタミンの吸収を助ける
油脂に溶ける性質のある脂溶性ビタミン(ビタミンA・Ⅾ・E・Kなど)の吸収を助けます。

脂質の主成分である脂肪酸は様々な種類があり、構造の違いから「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けることができます。

最近はスーパーなどでも様々な油を目にしますが、
それぞれの特徴を知っておくと、選ぶ楽しさが増えると思います。

脂質は「適度な摂取」を心がけ、
「摂りすぎない」ようにするのが健康への近道です。

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