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終活ブームに潜む危険・墓石を長持ちさせるコツ お墓編その34

「お墓」を長く維持するコツ

今回は、「お墓」を民間霊園や寺院墓地で既に買われた方に
その墓石を長く使うためのコツを筆者なりに書いてみたいと思います。
主に墓石に使われる花崗岩は、硬い石ですので大谷石のように数十年でボロボロになるということはありませんので、石自体に特段メンテナンスをすることはありませんが、
そんな御影石の注意するべきことは何か?
実は、「墓石」も熱膨張をするので、夏の炎天下に水をかけすぎたりすると
香炉(お線香入れ)の天井部分(熱を受けやすく薄い部分)がひび割れたりします。
他にも、中に鉄分を含んでますので白系の石で顕著ですが、お酒やお水をかけすぎると黄色く変色したりします。
これは、中にある鉄分が錆びてあらわれる色ですので掃除しても落ちません。
また、鳥の糞もシミの原因になりますのでカラスのような鳥が寄ってくるようなものを「お墓」の周りに置くのは止めましょう。
結構、買ったあとも気になる「お墓」のメンテナンスでした。
結局、生前にお参りの予定もなく購入した場合、大半はそのまま放置状態ですので、その石も屋外にある限り上記の理由で汚れやシミがついたりします。
それにつけこんで、墓石カバーなるものを石材店が販売したりしてますが、気休めにしかなりません。

いつもの一言。
「お墓を生前に買うなら、生きてるうちに思い出をつくりましょう。」
大切な人との時間は「お墓」を買っても得られません。









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