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映画『バービー』感想。ネタバレあり。傑作。

映画『バービー』観ました!
おもしろかったです。
俗にいう『お馬鹿映画』ですね。
お馬鹿映画として傑作!と言った感じです。

オープンニングがスタンリーキューブリックの『2001年宇宙の旅』のオマージュで始まるこの作品。ここで人類のことを大スペクタクルに描いた映画というのを強調しているのかな?と感じました。
本家は人類が初めて道具を使ったという描写らしいのですが、この映画だと昔のドールを破壊するという始まり。なので人類が初めてバービーを手に取ったという表現になるのでしょうか。

セリフには何かフクミを感じるものが多いので一個一個わかろうとするとキリが無いのかなと思ってしまうのであまり考えずお馬鹿映画として観るのが楽しく見れるでしょう。

映像とかセットの作り込みはすごく良いなぁと思いました。普通にグラフィカルだしクオリティの高い映画だと思いました。

私が1番おもしろく感じたのは、
メインの子役の子がバービーに向かって
『ファシスト!』
って言うところと
『さすが白人の救世主!』
と言うところがとても笑いました。

小馬鹿にするのって時代的にはNGですが、
永遠に面白いんだろうなと思います。
多様性とかいいはじめ皆んなが偉そうなことを言い始めてきそうな世の中ですが、この細かい他人を小馬鹿にしたやり取りは人類から一生無くならないんだろうなと思いました。

何故ならば、
おもしろいから。


人間って性格が悪い生き物です。


別に何かを肯定した訳ではないので。
悪しからず。


次回『映画『悪は存在しない』感想』です。
映画の感想を連投していきます。

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