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何故デザイナーになったのか?いつからデザイナーになりたかったのか?

自分がデザイナーを目指したのは中学1年の時でした。台所で夕飯を準備する母親に、
『デザイナーになりたいんだけど』と言ったのを明確に覚えている。
※普通科より金かかるけどいいかな?って相談をしたんだと思います。お金にシビアな家庭だったため(TT)

『そんなの誰にでもなれるもんじゃないから』
と言われ逆に絶対になってやろうと思うのでした。

そして高校でデザインの学校に入ることを夢みはじめたのでした。

入試には実技試験もありデッサンが描けないと入れないことを風の噂で情報を入手したのでした。

そして絵画教室に通わせてもらうのでした。

でもその前の小学生の頃から宿題をやりながらプリントに落書きをしていて、こんな絵を描いていればいいような仕事があれば最高だなと思いながら、宿題を嫌々こなすのでした。

で小学生の時点で勉強をすることに何の意味があるのか理解できず、早く働きたいなと思うのでした。
あわよくば中卒。もしくは高卒で働きたいと思うのでした。

中学の時の職場体験もデザイン事務所に行きました。
その時は何か地域の情報誌的な冊子を作っている事務所で写真のコピー?か何かを切り抜いた物を特殊な糊で貼るという作業をやらせていただきました。
休憩で入れていただいたアップルティーの味を今も覚えています。
麦茶の味しか知らなかった私は、
アップルティー、おいしいしお洒落╰(*´︶`*)╯
と思い、デザイナーになりたいという気持ちに拍車がかかるのでした。

無事高校はデザイン科のある高校に合格。
デッサンもあまり上手く描けなかったですが、
面接の時に『絵は上手くないですがデザイナーになりたいという気持ちは誰よりもあります』と半ばゴリ押しで高校に入らせてもらいました。
のれんにゴリ押しで入りました。
実技にペーパークラフトがあるなんて知らなくて、(おそらく資料には書いてあったっぽいですが)小学生以下の工作を作ってしまい、まわりとのクオリティーの差に赤面するのでした。

そして誰よりもデザイナーになりたい気持ちはありますと言いながら課題提出もいい加減なものを出し、普通科目は赤点。散々な高校生活を送りました。

しかし生活態度とは反比例するようにデザイナーになりたいという気持ちは日に日に強くなるのでした。

そして高校3年の時に、廊下に求人票が張り出され、
先生に『ここの会社受けたい!』
と言ったら、
『お前が最初に選ぶ権利は無い!』
と怒り口調で言われました。

今考えればまじめに過ごしてない自分が
そんは権利ある訳ないとわかるのですが、
その時は割とガチめになんでやねん!
と思うのでした。

しかし少ない求人の中、就職氷河期の中、
無事デザイナーになるのでした。

就職してしばらくは高校に職場の様子の報告がいくようで、私は就職してすぐまさかの公募コンペの採用を決めるというまさかのラッキーパンチを放つのでした。

それで何かのタイミングで高校を訪れた際に、
高校3年の時の担任、お前が最初に選ぶ権利は無い!と言い放った先生に『お前はアブノーマルだからな。おめでとう』的な言葉をいただきました。
自分は基本、教員という人を大嫌いなのですが、
高校在籍していた頃からこの先生は好きでした。
他にも色んな先生にもすごいなと喜んでもらえて、
何か恩返しできたようでとても嬉しかったのを覚えています。

そして就職してから3年後、
当初から目指していたグラフィックデザイナーになるためにステップアップの転職をするのですが、
その際も高校3年の時の担任の先生はわざわざ電話をくれ転職先にどう?と色々情報をくれたりするのでした。
こんな良い先生もいるんだなと感謝しかなかったのを覚えると同時に絶対グラフィックデザイナーになり一生デザイナーでいようと誓うのでした。



続きはまた別の回で。


次回『私の描いた絵を紹介。作品のコンセプトとメッセージ。そして自己評価』

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