“ゴミ”のない生理
このナプキンのいらない生理用ショーツを購入してから数ヶ月。
旅暮らしなどをしていたNZから帰国、1〜3月の間をまるまる日本で暮らし、3回生理がやってきました。その3回の間、この下着を使用。1度だけ、仕事中に変えられないかも…とオーガニックコットンナプキンを使用。なので、この3ヶ月で出した生理用品のゴミ、ナプキン1枚です。すごい、わたし!拍手!
ちなみにこの1枚も、対応の仕方を覚えれば不要でした。(リゾバ中は中抜けがあったので、この間に履き替えればいけました)
やっぱり、生理中にゴミが出ない、っていいです。地球環境に、ということもありますが、女性である自分の体と「生理」というしくみを介して、向き合っているように感じます。普通の使い捨ての生理用品だと、ああ汚い、とすぐに包んで捨てちゃうじゃないですか。それってなんか、「女性の体のしくみは穢れ」みたいで。使い捨ての生理用品は汚れたら当然ゴミなんですが、自分の体の中から出てきたものが、穢れてて、ゴミ、と思うのは、果たして精神的にいいことなのかな。排泄物とは少し違いますし。
この下着だと自分で洗わないといけないので(とても簡単に洗えます)、自分の経血がどんなものか、見ざるを得ない。汚いなとは思いません。むしろ観察してます。特に生理痛のある方は、経血を見ることでわかる部分もあるので、ぜひ。
ただこの下着、大きな問題がふたつあります。
ひとつめが、乾かない問題。
前回のnoteにも書きましたが、天気がいいと普通に乾きますが、冬場や天候の悪い日は、2日はかかります。乾燥機は使えないので、ここがネックになります。(このあたりは布ナプキンも同じですよね)
わたしは現在多い日用2枚、普通用3枚を持っていますが、よほどうまくやらない限りこれでは足りません。
ふたつめが、外での取り替え問題。
家で過ごしている場合は問題ないのですが、職場や出先のお手洗いで脱いで履き替える…というのは、ちょっと現実的ではないかもしれません。特にタイツやストッキングなどを履いている方だと、面倒ですよね。
先の通り、わたしはこの期間の仕事は中抜けという長時間の休み時間のある仕事をしており、中抜け中は近所の寮(個室)で制服を脱いで休んでいたので、履き替えるのは特に問題ではありませんでした。ですが、普通のオフィスや一般的な店舗にお勤めの方には、少し難しいかも。と思ったのが事実です。なので、経血の多い1〜3日目の外出中は、布ナプキンや月経カップで対応する。このあたりが現実的かなと思いました。
生理期間中は、体も心もいつもより敏感で、ストレスを受けやすいなど少し違う状態にある方が多いはず。痛みでゴミどうこうどころではない、洗うことがストレスになる、という方は、経血量や痛みの少ない日に、こういったゴミの出ない生理用品を取り入れるのが、心身ともに負担がない取り組み方かもしれません。
自分の意思と行動で、取り巻く世界は少しずつでも変えられます。取り組み方は人それぞれ。まずは、アクション!やってみることでわかることもありますよ。
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