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25.神との対話【解説】P41~42 宇宙の創生② 時間と不安の誕生

神さまがご自分の御身を分割…ビッグ・バンを起こしたことで「これ」と「あれ」と「どちらでもないもの」が生まれました。

元々はたった一つの存在(神さま・愛)が分割されて、すべてが生み出されたので、物と物の間にある空間も、当然ながら神さまの一部です。

わたしは──見えるものも見えないものも含めて──「存在のすべて」だ。

神との対話1 P41

こうして相対性をもつモノが生み出され、神さまはご自分を知ることができるようになりつつありました。

愛というエネルギーである神さまがご自身を分割して創られたモノは、私たちの体の細胞…ミクロの世界にも当然ながら行き渡っています。
このことで、私たちは純粋な愛からできた素材で創られた肉体を持っていることが分かります。

同時に、時間が生まれました。
「ここ」から「あそこ」にモノが移動するには、計測可能な時間という存在が必要だったからです。

また、愛でしかなかった神さまが、ご自分のすばらしい性質を体験するために、「不安」というものを創り出されました。
愛を相対的に知覚し体験するため、不安は愛の正反対(対極)にあるものとして創られたのです。

不安が存在した瞬間、愛もまた、体験しうるものとして存在しはじめた。
愛とその対極、この二元性が、人間のさまざまな神話で言われる悪の誕生、アダムの堕落、悪魔の反抗などである。
あなたがたは、純粋な愛を人格化して神と呼び、恐るべき不安や恐怖を人格化して悪魔と呼んだ。

神との対話1 P42

繰り返しますが、元々は「愛」でしかない絶対的にすばらしい神は、そのような自身を体験的に知るために愛の対極である「不安」を創り出しました。

後から創り出された不安や恐怖は「愛」を知るために創られたものなので、やはり愛の方が力強く、私たちは全員、いつか必ず、安心で豊かで喜びにあふれる…愛に帰ることになります。

また、この世界はもともと愛しか存在しない世界であり、私たちも愛に囲まれて愛の中で生きていることになります。

不安を感じるときには、自分の中にある愛と外側にある愛とを意識するようにして、自分にとってもっとも良いようにことが運ぶはずだと信頼すると良いです。

もちろん、必要であれば、愛を信じ、勇気をもって行動を起こすこと。
それはとても大切なことです。

私たちは必ず、不安や恐怖から離れ、愛に帰ります。
それは宇宙が創られた時からの約束です。

☆☆プチワーク☆☆(中級編)

深い呼吸を意識して繰り返しながら、
目を閉じて、自分の中にある愛(光)をイメージしてみましょう。
そしてその愛(光)が、自分の体の外にも、同じようにあるとイメージしてみましょう。
自分の中の光と外の光とが混じり合って、
今後のご自分を取り巻く状況が、「自分にとってもっとも良いように」変化していくことを信頼し、”安心感”を感じてみましょう。

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