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将来の夢

あけましておめでとうございます🐮✨
今年もよろしくお願いします!!2021年最初の投稿は将来について高校生の私が今悩んでいることを綴っていきたいと思います。

私の夢

 私の夢は「中高の教員」になることです。正確には教員になり、生徒の悩みを解決する手助けをすることです。しかし、教員になると言っても自分がどの科目で教員になるべきなのかものすごく悩んでいます。そんなの得意な科目でいいやん?と思われる人も多いかもしれません。しかし、困ったことに私には得意科目がありません。どの教科も平均的。好きな科目は体育と宗教ですが、私の進む大学ではどちらの科目も資格を取れません。かと言って、大学に通いながら通信などで学ぶのも難しいです。

 また、担当科目によりその先生の見方って少しではありますが変わりませんか?その科目を教えるからこそ伝えられることってあると思いませんか?(教員になってみないと分かりませんが)私はやっぱり担当する科目も少しは影響していると思います。そのため、私が伝えたいことを伝えやすい科目はなんなのか。今どの科目を教えるか真剣に悩んでいます。

私の進む大学で取得可能な科目が 英語と社会系です。そのため選択肢は2つです。

英語を教える?


英語の文法を勉強することは好きです。英語表現を学び文章を作成したり、writingを書くことはわくわくします。しかし、英語を話すことが苦手です。いや、嫌いかもしれません。。ですが、留学経験や英検など親にお金をかけてもらっており、一応英語に特化したクラスに所属しています。そして、他に得意な教科や飛び抜けてできる教科がないので、消去法で「私は英語の教員かな〜」と思っていました。でも、同時に「英語好きじゃないし、できる訳でもないのに英語教える側になれるか?」という疑問も生まれました。英語が苦手な生徒に偉そうに英語を教えるなんて気が引ける。そんな私が英語の先生を目指すのはどうもおかしな話なんじゃないかな。

倫理(公民)を教える?

 そして、今私はもうひとつ違う科目に興味を持っています。それは「倫理」です。
皆さんは『ここは今から倫理です。』という漫画を知っていますか?

私は高校3年間1度も倫理の授業を受けたことがありません。なんならこの漫画を読むまで倫理なんて教科があることさえ知りませんでした。恥ずかしい...。私はこの漫画を読みものすごく倫理へ興味を持ちました。そもそも皆さんは倫理とはなにを学ぶのか分かりますか?

倫理は──
学ばなくても将来困ることは
ほぼない学問です
(中略)
この授業で得た知識が
役に立つ仕事はほぼない
この知識が役に立つ場面があるとすれば──
死が近づいてきた時とか
(中略)
"宗教とは何か"
"よりよい生き方を考える"
"幸せとはなにか"
"ジェンダーについて"
"いのちとは何か"


どうですか
別に知らなくてもいいけれど
知っておいて方がいい気はしませんか?

これはこの漫画の主人公、高柳先生が最初の倫理の授業をする際に生徒におっしゃった言葉です。
どうですか?皆さんは倫理にどのような印象を持ちましたか?私は、これを聞き「私がよく考える事が主題になっているな」と思いました。
小さい頃から常に「なんで生きてるんだろ」「幸せの定義って?」とよく考えていました。何を考えているんですかね(笑)そんなこと考えても分からないのに。

でもこの漫画を読み倫理を学ぶことでその疑問の答えを出すヒントを貰えるのでは無いか。そう思いました。なので、思い立ったらすぐ実践✊🏻!!
とりあえずスタディサプリで習ったことの無い倫理の授業を受けてみました。やはり、私がものすごく興味のある分野で哲学的で難しいけど、とにかくおもしろい!!どうして私の高校には倫理を選択させて貰えないんだろう。そう思うほど非常に興味深く、わくわくされられました。色んな先人の言葉や様々な考え方を知ることが出来る。こんな自分のためになる科目があるなんて思ってもいませんでした。

そして漫画や自分で学んでみて気づいたのです!「この教科なら私が生徒に伝えたいことも同時に伝えられるのでは」と。私が憧れてる先生みたいに授業も上手に使って伝えられる可能性がこの科目にはある!そう思いました。
しかし、ここで一つの壁にぶち当たります。

現実問題

 採用枠が多く採用されやすいのは、言わずとも英語。そして、倫理を教えるにも倫理という科目がある学校が少ないという事実。実際、私の家族は高校時代に倫理に触れたことがある人はいません。困ったことです。倫理を教えたくても、教えられる環境が無いかもしれませんし、倫理を教えるつもりが現社担当になるかもしれないのです。
それなら英語教員になり、倫理を個人的に学ぶほうがいいのかもしれない。とも思っています。

また、私が中高の教員になりたいという夢を持ったのは進路が決まった後なので色々と実現可能なのか分からないという不安もあるんです。というのも私が進む道で取得できるのは小学校教諭と中学教諭一種なので、高校教諭の資格を自ら取得できるように違う講義を受講する必要もあります。
加えて、元々心理学に興味があるので、そちらの講義も受けたいと思っています。学びたいことが多すぎますよね。しかし、心理学も生徒と関わる上で重要な学問だと思います。
私はやると決めたらやり通すので単位を大幅に多く取ることは出来ますが、大学自体がそれを良しとしているのかがはっきりしていないのです。どうしましょう。学びたいことが多すぎるが故の悩みです。どうするべきなんでしょうか。これからも悩み続けます(笑) 

夢が生まれた経緯

 さて、ここからは話がガラッと変わります。(笑)
実は、私、この夢ができるまで1度もはっきりとした夢を持ったことがありませんでした。
「それなりに貯金があって安定した生活を送れたらな〜」くらいの抽象的な夢でした。また、私は先生が嫌いです。「先生になりたいお前が何言ってんだ」って思いますよね😅 でも本当なんです。(笑)
先生なんて教えてる側だからってだけで偉そうだし、自分の言ってること正しいと思い込みすぎてるバカバカしい人達。頭ごなしに否定しかしないから嫌いです。

そして、先生って問題児や目立っている生徒ばかりに目が行きますよね。当たり前なんですけど。それが凄い嫌なんです。今の私は先生から見たら何も注意しなくていい楽な生徒。真面目な生徒。そういう印象を持たれていると思います。担任には落ち着いていて、冷静に物事を見ていると言われました。しかし、所詮見てるのは二の次。「手がかかる生徒しか先生は眼中に無いじゃん」そう思うんですよ。いや、実際にそうでした。手がかかる生徒を抑えるために私を利用していた先生が大嫌いでした。訴えても聞く耳すら持たないし。中学の頃の先生に至っては生徒によって態度変えて接してますし、「なんでまともな先生いないんだろう。」って常に思ってます。生徒の私からすれば結構声出せず悩んでる人いますよ。そういうところにも目をくばれる先生いないとかどうなん?って思ってます。平等に接しなさいと言う割にそこでもう既に平等に生徒のこと見れてないですよね。

「先生に求めすぎだろ」と思われる方も多いと思います。しかし、先生にはそれくらい余裕のある大人でいてもらいたいんです。だって親の次に身近な大人ですよ?そんな大人が人のことちゃんと見てないなんてどうかと思います。
まぁ結局のところ過去のトラウマが私の中で先生嫌いが生まれた原因だと思います(笑)

尊敬している先生


しかし、私には今、憧れの先生がいます。それは私が2年生の時に赴任してこられた宗教のF先生です。第一印象は「名前にインパクトのある若い先生だな〜」くらいに思っていました。他の先生と何も変わらない。そういう認識でした。授業を受けるまでは。

授業を受けてみるとその印象は少しずつ変わっていきました。自分を振り返り、他者の意見を受け入れる。そのような授業で聖書を使うというより現代風に訳してくださる授業でした。私はその授業が大好きでした。また、F先生は休み時間や放課後にお時間を作って下さり、生徒の相談に乗ってくださる人でした。「この先生は他の先生とは違うかも」そう思うようになりました。私も初めて学校の先生に相談をしようと思えました。

相談させていただく度に先生から沢山色んなことを教わりました。先生が教えてくださった中でも特に印象に残っているのは「目の前の人を大切に」という言葉です。これは最初に相談した際におっしゃった言葉です。

「僕は同世代の人より様々な経験していると思う。その経験から僕は"今目の前にいる人を大切にすること"を常に心がけている」

そうおっしゃいました。それってすごく素敵なことだなと私は思います。だってそれって「人に寄り添う」事そのものじゃないですか。それが常にあるからこそ、このように特別関わりがあった訳では無い私たちのお話も聞いてくださるんだなって感じました。だからこそ「この先生は他の先生と違うんだ」と私が感じたんだと思います。

私も生徒と向き合いたいそして、こんな先生みたいに"悩んでいる生徒の力になりたい"そう思わせてくださいました。何より先生になりたいという夢を与えてくれました。きっと先生は私に夢を与えたつもりはないと思いますが、この場を借りてお礼をさせてください。
ありがとうございました。高校で先生に出会えて良かったです。夢を与えてくれてありがとうございます☺️ 
このnoteを始めたのもF先生のnoteから新しい気づきや学びが得られたからです。私も誰かに影響を与えられたらいいなと思い始めたので。憧れです完全に。(笑)
みなさんF先生のnote探してみてください(笑)

私の理想の先生像はこの先生みたいになること。この先生はみんなが思い浮かべるような先生像では無いとおもいます。ですが、私の理想の先生です。私も生徒にとって「この人が最後の砦」「何があっても見捨てないでくれる先生」生徒にとってそんな存在でありたい。そして、そんな存在になるためにも大学ではよりいっそう学業に邁進していきます。


結局

 最終、私はどの科目で先生になろうと生徒の力にさえなれればなんでもいいんだと思います。倫理に進めば尊敬している宗教の先生みたいに授業も利用しながら伝えたいこと伝えられるかもしれませんが、英語に進んだとしても私のやり方次第でどうにでもなりますよね。英語にコンプレックスを持っている現在の私ですが、未来の私はそうじゃないかもしれない。ひょんな事から英語が大好きになるかもしれない。結局のところ自分がどうするかそれ次第!英語をもっと勉強するのかしないのか。決めるのは結局自分ですよね!

こんなに悩んでるけど、もしかしたら途中て夢が変わることだってあるのかもしれないですし、新しい夢も産まれるかもしれません。まだ私には教員になっている自分の姿やなれるという自信はもてていません…。だから、少しでも前へ進めたらなと思い、noteに夢を綴りました。

皆さんも何か究極の選択や悩みを考えているのなら、答えは急がなくていいんじゃないでしょうか。1度休憩することも必要ですし、ゆっくり自分の道を切り拓いていきましょう。後悔の無い人生なんてないです。ただ後悔を少なくしたり、それをバネにすることが出来るかが鍵だと思います。正解なんてないはず。自分の思う正解に向かって一緒に進んでいきましょう。

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