our story ｜ #推し短歌

#1

あの日のライブ。
君のこと好きな人、そうでない人、
集まってピンクの空間が生まれた奇跡。

その景色を思い出して今日も頑張れる。

君がやってきたことは無駄じゃなかった、
ちゃんと届いてる、
振り返った瞬間、涙が込み上げてきた。

今日までの君が正解だったこと
照らすピンクはわかってくれてる

目に溜めた涙がピンクに見えたのは
隣の席のやさしい他人

#2

わたしが何より嬉しいのは、

わたしの見たい君と、
君の好きな自分が、

同じだってこと。

ただそれだけのこと。
すごいこと。

君だけのために君がうたう歌
明日のわたしが口ずさむ歌

わたしから見えてる君を見せたいな
君もちょっと泣いちゃうかもね

ほんとうの気持ちが溢れた君を見て
最後列も特別になる

#3

ライブの後、一人の時間が好き。
ぜーんぶどうでも良くなる。

わたしだけの好きを噛み締めて
もっと好きになる。

この時間だけがずっと続けばいいのにね。

羽田まで今日のときめきふわふわと
わたしだけ乗る贅沢列車

ひとつずつなぞって「好き」を抱きしめる
降りずにいようか今日の地下鉄

#4

わたしが思う君の好きなところ。

それが真実かどうかなんて、野暮な話。
だれかに評価される必要もなくて。

「好き」は、わたしだけのもの。

今日もまた自分のことを愛せたよ
君が君でいてくれるから

君のこと馬鹿にするやつがいたとして
わたしは君で忙しいから

らくがきに見えちゃう僕の宝物
部屋の真ん中可愛く飾ろう

毎日にBGMをつけるなら
君もわたしもour story

#推し短歌