背伸びしすぎた弊害と解決方法
「大人だねえ」
と褒められたくて褒められたくて。
背伸びをしていた。
保育園の頃からだろうか
良くも悪くも大人の真似をして、
簡単に褒められるコツを掴んで、
味をしめていた。
聞き分けがいいのも、勉強するのも、
それを褒めてもらう事が目的だった。
子供らしさをないがしろにしていた。
私の中の子供時代は置いてけぼりだ。
今の今になって、
子どもらしさを楽しんでおけばよかった
と思うし、どこかで取り戻そうとしてる。
○背伸びしすぎた弊害
聞き分けがいいのも、勉強するのも、
「結果を褒めてもらう事」が目的だった。
親や先生から褒めてもらう事だけが
「世間一般に言う、良い行い」を自らする
原動力になっていた。
そのため、褒められなくなると
途端に転んだ。
高校くらいから勉強に身が入らなくなり
苦手なことが一気に増えた。
私が褒められないのも納得。
進学校はみんな頭が良い、
勉強の出来る子ばかりだったからだ(笑)
○結果ではなくプロセスを褒める
プロセスを褒める!!!!
これに限る!!
ここから教育論になるが、
将来まで自立できる人を育てるのは
過程を褒める事が大切だと思う。
結果を褒めると、
褒められない時に倒れてしまう。
私の様な、支えがないと育てないツル植物になってしまう。
他人に褒められなくても、
自分が胸を張って言える様な
プロセスを持てば良いと思う。
○具体的に褒める
具体的に褒める利点は
「よし!このプロセスは正しいのか!」と
相手が気づく事だ。
自分で考えて行動できる人も
完全に正しいという観念のもとで
動いている訳では無い。
自分より経験値のある人から
プロセスの善し悪しを言われて
初めて確信を持って動けるようになる。
確信を持って動けるようになると
人はもっと速く動けるようになる。
(気持ちの問題かも知れないけど。)
○プロセスを残す
プロセスを残す利点は3つある。
勉強でも仕事でも
自分の通った道を残しておくと
①振り返りがしやすい。
相手に勉強や仕事を教える時
②マニュアル代わりにもなる。
自分が頑張った形跡をみて
③自己肯定感も高まる。
「経験値があるから」
「何となく感覚でわかる」
のでは無く、
「この理由があるから」
と思考過程や決断理由が教えられる
中身のある人になりたい。
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