サブカル大蔵経825ロジャー・G・ニュートン著、東辻千枝子訳『エネルギーとはなにか』(講談社ブルーバックス)
太陽がすべて。圧倒的太陽。
エネルギーはすべて、究極的には太陽から来ている。/地球上で利用するエネルギーのほとんどすべては、元を正せば原子核の変換、核融合か核分裂によるものだと言える。p.164
太陽は核エネルギー。
だからすべては核エネルギー。
核とは?
太陽を盗んだ男。核は人工太陽。
中沢新一の著作での〈原発は一神教〉という言葉を思い出しました。
西洋文明が達成したことは、人や動物の労役を、機械エネルギーによって置き換えることでした。p.3
なんか、人の代わりにやってもらっているんですね。それはしっぺ返しあるよな。
光は熱の副産物。LEDも。p.50
熱の付録。逆かと思ってました。
太陽エネルギー、熱→仕事。p.65
熱がすべてを生み出す源なのか。
太陽は、この惑星の誕生以来、すべての生命を支えてきました。原子核物理学が発展して初めてこの恒星の莫大なエネルギーの起源を知った。p.83
太陽を知ること、それは畏怖か破滅か。
ニュートリノだけ太陽外に出る。p.86
ニュートリノの特異性。北海道の上砂川で実験してました。
ラザフォード「原子は小さな太陽系。原子の内部は空っぽ」p.94
すべては空なり。
石炭と石油はいずれも、太陽から地球に届く大量のエネルギーを長期間にわたって貯蔵したものに他なりません。p.123
石炭も石油も太陽エネルギー…
エネルギーが足りなくなることは決してありません。p.166
エネルギーとは何か。何か勘違いしていたような。人間のためにあるものではないというか。
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