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マレーシア食

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つくづく、緑色が少ないですが。
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週末の朝活

週末の朝活

緩めの活動規制、5日目。またラクロスもできないので、クアラルンプールの再発掘に週末は友達も巻き込み始めました。今日は昨年までよく来ていた朝の点心(dim sum)。日本でいう飲茶(ヤムチャ)です。(マレーシアや香港ではヤムチャというと、ちょっとお茶しようという意味になるので、dim sumを食べに行くと言います)。

以前は路上に出ていた巨大せいろも、軒先に一歩引いて控えめ。いい感じに古かった店内

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チャイナタウン②

チャイナタウン②

メインの通りはまだ閑散としているけれど、その周辺は何やら盛り上がっているチャイナタウン(こちらではPetaling streetと呼ばれています)。

表の通りにShin Kee Beef Noodleという昔から地元の人が来る牛肉麺屋さんがあるのですが、9年目にして初めて入ってみました。

中はほとんど満席。後から入ってきて「座ってもいい?」と声をかけてきたのがこのおじちゃんです。
スープはさっ

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マレーシア人の健康概念

マレーシア人の健康概念

この国の市民には、毎年の健康診断に対する必要性というものが、ほとんど、ない。40歳を迎えると無料で受けられるようになるものだから、それまで待つか、体調が悪くなってやっと検査へ行くのがごく一般的である。

健康面より出費負担を嫌がって行かない人も多くて、普段の生活では外食そして不健康な茶色いものほど安価に食べられる飽食社会だから、野菜や良質な栄養素の摂取が明らかに少なくなる。サラダや魚を選ぼうとする

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クアラルンプールと隣町のあいだ

クアラルンプールと隣町のあいだ

祝日の今日は、イスラム暦がまた新たに始まる日。禁じられていること、つまり争い事をしない月とされています。
そんな静かな木曜日は、行ってみたいと思っていたベトナムカフェへ。クアラルンプール郊外の西エリアから東へGrabで約15分、昔からある住宅街の中に、ぽこっと、軒を連ねたショップロットが現れます。

以前、夜の様子は載せましたが、座るのは今日が初めて。お昼より少し早めに来たので外の席はまだ空いてい

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クアラルンプールで麻婆豆腐を求めて

クアラルンプールで麻婆豆腐を求めて

大雨の七夕の夜。コロナの影響で急にバタバタし出した仕事の合間に、これは麻辣の刺激が必要だと麻婆豆腐を探しに出た。

クアラルンプール(KL)で日本人好みの麻婆豆腐を見つけるのはちょっとコツが必要で、こちらではあまりメインの料理じゃないもんだから、普通のお店ではなかなか簡単に見つけられない (わざわざ1軒だけある日本人のお店に山椒の効いた麻婆豆腐を食べに行くこともある)。

チャイナタウンがあるだろ

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営業再開で喜ばれる、ドリアン屋台

営業再開で喜ばれる、ドリアン屋台

マレーシアの季節(ムシム)は大きく「雨季・乾季・ドリアン」と分かれているのはご存知だろうか。

アジアでフルーツの王様と度々言われるドリアンは、この国では日々のスナックに近い。露店やナイトマーケットではその場で切って食べ、イオンのスーパーでは入ってすぐにカットフルーツ状態で安価で売られている。ドリアン食べ放題なる人気エリアすらある。

この独特な匂いの、クリーミーな黄色い果実。健康には気を使ってい

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