掴まれてもいつかは離せる
2024年3月28日(木)
いつもどおりに起床。
微妙な曇り空。
掃除をしてスムージーを飲んで、ゆったりした時間を過ごす。
仕事開始。
資料の作成を進める。
とある案件で上司とミーティング。
頼りないけど、今回は助けてもらう。
いや普通はそうなんだよ。
私の前の会社の社長がホントにバカなだけだったと実感。
昨日商談した方から電話での商談依頼。
こちらもすべての質問に応えて対応完了。
本日は午後から有休取得のため、これにて仕事終了。
だが取引先の連絡や同僚からの相談もあったため、2時間ぐらいは仕事をしてしまう。
腹が減ったのでUberEatsでウェンディーズのハンバーガーセットを注文。
やはり高いけど、食べ応えはあるので良しとしよう。
ちょっとのんびりしてから支度。
18時ごろ出発。
確実に夜は雨が降るので傘は忘れずに。
新宿三丁目駅のダンジョンを潜り抜けて、地上に到着。
目的地は目の前だ。
雨が降っていたが、傘は差さずに目的地に到着。
本日はキノシネマ新宿にて、映画『アイアンクロー』先行上映会に参加。
ドデカいポスターに見惚れてしまう。
周りには各界著名人の寄稿をパネルにした写真も飾られている。
水道橋博士の締めの言葉はさすがだ!
シアターに入り、開演を待つ。
清野茂樹さんが登場。
清野さんが呼び込んで、新日本プロレス・棚橋弘至選手兼代表取締役社長とくりぃむしちゅー・有田哲平さんが登場。
先行上映会はおふたりが映画の感想を語るトークショーがついてくるという、かなりお得な特典だ。
棚橋さんはレスラーなので、映画の試合シーンについて試合として成立していると絶賛。
ヘッドロックや足の位置の解説は、レスラーでなければ知らないことだけに事前に脳内メモを取ったほど。
有田さんもプロレスファンとしての思いを話してくれ、古き良き時代から観ているファンにとってはとても幸せの時間が流れる。
マスコミのフォトセッション後に観客の撮影タイムもあり。
30分ほどで終了。
もう少し話を聞きたいという本音もありつつ、早く映画を観たいという思いもある。
予告などはなしに上映開始。
フリッツ・フォン・エリックを長とするフォン・エリック一家の事実に基づいた物語。
長男が幼くして亡くなったため、次男でありながら長兄のポジションを担うケビン。
常にまっすぐで家族を愛し、平和に暮らしていくことを尊重している。
だが父が偉大なレスラーであり、地元で団体を経営しているために自身もエースレスラーとして活動をする。
世界王座挑戦のチャンスが到来して挑戦をするも、時の王者「美獣」ハーリー・レイスのレスリングに圧倒されてしまう。兄のピンチに助太刀に入った三男デビッドは、マイクパフォーマンスがうまくスター性があるため、一気に地元ファンの心をつかんでしまう。
それゆえ、父は再挑戦のチャンスをケビンではなく、デビッドに決めてしまう。
ただケビンはレスラーとしてトップを取ることよりも、ファミリーを優先したい思い。
付き合っていたパムと結婚をして、自身が家族をつくるようになる。
その時にデビッドにも、自分には野心が足りないという気持ちを吐露。
だからデビッドにはチャンピオンになってほしいと送り出す。
ただ、サーキットの打ち上げやバックステージで薬物に溺れてしまうデビッドにも気を病んでしまう。
その結果、デビッドは来日先で帰らぬ人となってしまう。
失意に暮れるなか、デビッドの挑戦権をめぐり四男ケリーと争うことになるケビン。
父によるコイントスの結果、ケリーが挑戦者となり見事に王座を奪取。
ついにフォン・エリック一家よりNWA世界王者を輩出する。
ただデビッドは帰ってこない…。
音楽が好きな五男マイクも流れに逆らえずレスラーに。
ケリーはある事で再起不能に陥るも不屈の闘志なのか一家にいる以上の意地なのか、なんとか再起を図る。
ケビン、ケリー、マイクで活動を続けるが、ここから不幸の連鎖がじわりじわりとやって来る。
事実を知っているとはいえ、実際に映画として観ていくと胸が痛くなり、どんどんと重くなってくる。
その都度、ケビンが悲しい表情になるのが見ていられなくなるほどだ。
いくら家族が好きで平和に暮らしたいという気持ちがあっても、父にその思いがないことで爆発してしまう。
終盤にケリーを自宅へ運ぶケビンと、ようやく事の重大さを理解する寂し気な背中の父のコントラストがハイライトなのだろう。
世の中にはいろいろな家族のスタイルがある。
フォン・エリック一家はプロレスでつなぎ合い、誰かが頂点にいないといけないという宿命により呪われてしまったのだろう。
70~80年代とは、自由の国と言われているアメリカでも封建的なところや不適切にもほどがある時代があったのだ。
レスラーになるしかなかった。
違う人生を歩めていたら、ケビンが思い描いていた幸せな日々を送れていたのだろう。
だからこそケビンの今は、亡くなった兄弟たちのことを思って素敵なファミリーを形成しているのだと感じたい。
先行上映のため、残念ながらパンフレットは購入できず。
4月5日から正式公開となるので、もう一度観に行ってパンフレットを購入しようと思う。
ネタバレになるが、プロレスファンとして感じたことを箇条書き。
・ケビン役のザック・エフロンは実際のケビンよりもいいカラダすぎた
※棚橋さんも言っていたので納得
・MJFとチャボ・ゲレロ・ジュニアを認識できなかった
・ブロディがあまりブロディっぽくなかった
・フリーバーズはかなりホンモノに近かった
・特にゴディの独特のステップがそっくりすぎて泣いた
・レイスはなんか違った、孔雀のタトゥーは入れてほしかった
・実際のケリーは190cm台なだけに、映画では小さすぎて残念
・フレアーの髪型はなんとなく微妙だが、往年のフレアーに見えた
・さらにフレアー黄金期の象徴として、フレアー登場からベルトがレイスベルトからビッグゴールドに変わっていたところが憎かった
・ケビンがファイトマネーをチェックするシーンで帳簿に「Mr.SAKURADA」を発見! ケンドー・ナガサキの知名度の高さを感じる
・ケビンの息子、ロスとマーシャルがレスラーになったことは触れられていなかった
映画が終わり、新宿三丁目をブラブラ。
有田さんが熊本出身ということもあり、桂花ラーメンで太肉麺を食べる。
時間はまだある。
二丁目のバーへ行く。
本日はママがワンオペ。
お互いのカラダの話をしていたら、近くでお店を経営されている常連さんも登場。
とある業界の話でかなり盛り上がる。
このままのんびり居たかったが、明日も仕事なので23時30分ごろ退店。
帰りの電車でYouTube配信を少しだけ視聴。
乗り換えた電車が終電待ちのため、発車時間が5分ほど遅れる。
そんなこともあるさ。
結局、0時30分ごろに自宅に到着。
風呂に入って、『アメトーーク』特番のキャンプ芸人だけを楽しく観ていたら、眠くなったので深夜2時過ぎに就寝。
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