見出し画像

高野山旅行 9【デジタルミュージアムと霊宝館】

前回の記事の続きです。
前回の記事はこちら

足早に金剛峯寺をあとにした私たちは、デジタルミュージアムを探して走りました。
地図を見ながら、こっち?いやこっちだ!
暑いなんて言っていられない。映像の開始まで5分を切った。
途中交通整理をしていた方に聞いたりして、なんとか開始時間ころに高野山デジタルミュージアムに到着した。

すぐ入れたら、ぎりぎり最初から見れたのですが、私たちの前に入ろうとしている人がいて、その方が支払い方法でなんだか手間取っている。
早くしてくれ~~
そして私たちは、とにかく早くするために3人分まとめて現金でパッと支払った。
ご丁寧に、説明をしてから…と受付の人に言われ、(何の説明だったか全く記憶にない)、その後少し遅れてようやく見ることができた。

「高野山デジタルミュージアム」は、2021年11月に高野山で1200年以上受け継がれてきた弘法大師空海の想いや歴史的建造物を、専属ナビゲーターがコントローラーを操作しながら文化資源の魅力を解説するVRシアターとして、2021年11月にオープンしたそうです。

2022年8月には、猿田彦珈琲プロデュースのスペシャルティコーヒーや地元の食を提供するカフェ「高野山 café雫」を併設し、高野山の豊富な文化資源の魅力や価値をより深く体感いただくための文化複合施設としてグランドオープンしました。

映像はとても美しく、見ることのできなかったところや、自分で見学しただけではわからなかったことが、たくさんわかりました。
けして見ることができない、ドローンで撮ったと思われる空からの景色は、圧巻でした。

以前書きましたが、これを見るともう一度壇上伽藍に行きたくなりました。
これは、壇上伽藍に見る前に、来るところだったね…と3人でちょっと悔しがりました。

ここでは、来館記念の写真や、後から見ることができる高野山の説明などを、自分のスマホにいただくことができますが、ここに載せていいのかわからないので、やめておきます。

館内のカフェは、とても雰囲気が良くて、美味しそうで、時間があったらコーヒーでも飲みたかったけれど、霊宝館にも行きたかった。
その時の時間は、すでに16時少し前。
本来なら高野山を出ていなければいけない時間。
ということで、すぐにデジタルミュージアムを飛び出して、霊宝館に向かいました。
その為、デジタルミュージアムの外観さえも、撮影し忘れました😓

霊宝館は、壇上伽藍の近くにあります。

ここ、高野山のお宝、どんなものがあるのでしょう・・・

想像以上でした。
国宝、重要文化財だらけ。
弘法大師様がいた時代の物、中国から持ち帰った物、
弘法大師直筆と言われる書
弘法大師が、中国から日本に向かって投げ、高野山の松に引っかかったという三鈷(流石に、ほんまかいな、とは思いますが、唐時代のものというだけで、すごい)など。

そして、壇上伽藍の金堂にレプリカがあった、平清盛が自らの額を割った血で中尊を描かせた「血曼荼羅」の実物がありました。
とても大きいもので、茶色っぽい赤が、なんともリアルを感じました。
しかも、その上の棒(筒)の部分に、どうやら清盛の髪の毛が入っているらしい。そのCT画像が横にあり、平清盛の毛が残っているなんてなんかすごくびっくりしました。(実際には取り出せないんだと思います)

他にも展示されている多くのものが奈良時代や室町時代のもの。
鎌倉時代の物が新しく感じてしまうくらい、古いものばかりでした。
仏像も、見事。
多くは、やはり金剛峯寺にあったもののようでした。
高野山の歴史の古さをつくづく感じました。

霊宝館の中にも小さなショップがあり、クリアファイルを買いました。
以前高野山旅行2の記事で紹介した、曼荼羅のクリアファイルです。

あまりにも収蔵している物が多く、またしても(いつも時間に追われている)時間がなくて、おまけに2人が疲れ切ってもうダメそうだったので、見たいものを選んで急ぎ足でみて、霊宝館をでました。

この頃には、もう一度高野山に来ることは、私の中で決定していたので、
今度来た時にまた見よう!
と思える余裕ぶりでした。

霊宝館にも、御朱印があります。霊宝館の御朱印は、

紫雲殿と書かれています。
どこぞの斎場ではありません。
霊宝館の建物の名前だそうです。

これで高野山(山の上)の観光は終わりです。

最後に、スタンプがたまったら、ガチャができるというスタンプラリーをやっていたので、3つスタンプをもらって、ガチャができる高野山観光情報センターに行きました。
17時の閉館ギリギリで、すべりこみガチャ!

結縁スタンプは、この台紙をもらう前に行った壇上伽藍にあったので、押せませんでした。

ガチャは、2回できました。
1回目は、こうやくんエコバックゲット!

2回目は、どこかのお土産屋の割引券。
しかし、もう今から帰るので、お土産屋には行けないというと、もう一度ガチャをさせてくださいました。
そしてめでたく、こうやくんクリアファイルをゲット!

左は金剛峯寺で購入、右はガチャでゲット❗️

実は、金剛峯寺でクリアファイルを買うときに、どれを買おうか、めちゃ迷ってました。
結局奥之院(冬)を買いました。
そしてガチャでは、迷っていた金剛峯寺(秋)のクリアファイルがあたったので、大喜び!!

その後、短い時間であわててお土産を購入。
お寺や高野山に興味がない人には、何を買っていいのかわからない。
結局胡麻豆腐。高野豆腐も買いましたが、地元で買うのと何が違うのか???
高野山で買うことに意味がある!
なんて、自分に言い聞かせました。

お土産屋さんに、売り物の等身大より少し小さいくらいの弘法大師様の像があり、横に並んで写真撮影!
「同行二人」って感じです。 笑

めっちゃ隠してる😁

こうして、高野山駅行きのバスに乗り込みました。
最後に、来れなかった高野山の大門を、バスの中から撮影しました。

高野山駅からケーブルカーに乗る際、私が乗車券が見つからず、でもこれに乗らないと次がしばらくないようで、冷や汗もんで、必死に探し、本当にぎりぎりで見つかって、あわててケーブルカーに乗り込むという不始末を犯してしまいました。
そのせいで、最後写真を撮ることも、ゆっくり余韻に浸ることもできませんでした。

さて、私が必死で探していた切符

これは、「高野山・世界遺産きっぷ」というものです。

これは、使用後のものです。

南海電鉄で販売していて、2日間有効の、難波から高野山駅までの往復乗車券と、高野山内のバス乗り放題の切符、それに金剛峯寺、根本大塔、金堂、霊宝館の割引券と、3箇所のお土産屋さんの割引券がついて、3,080円でした。
中に切符が入っていて、表面、くの字に切りとられている部分に、割引券がついていました。
これ、とっても便利でした。

ちなみに南海こうやの、特急券(指定席)は、別料金です。

この後私たちは、難波までは戻らず、九度山で降りて、2泊目の夜を迎えます。

ということで、まだ続きます。
なんかもう、長すぎてすみません。

次の記事はこちら↷

今までの記事はこちらです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?