「気持ちを伝える」をサボったこと、今すごく後悔してる。
自分の気持ちは、きちんと言葉にするべきだったな。
最近、そんな後悔の気持ちが、じんわりの胸の中に広がっています。
noteやTwitterなどいたるところで「もうええわ!」というくらい書いてきましたが、今月会社を辞めます。(n回目)
今日も勤務を終え、残りの出勤日数は2日となりました。
昔から人との会話に苦手意識があって、「スーパーコミュ障」を名乗っている私。
それは会社の中でも変わらなくて、お昼休みに人を誘うなんてできないし、会社の人のLINEなんてほとんど知らないし、挨拶以外で自分から声を掛けることはめったにありませんでした。
ここ半年くらいで、一緒にご飯に行くような仲良しさんがやっとできたけど、もう間もなく私はいなくなるわけで。
もっとちゃんと、みんなと話をしておけばよかったな。
そんなTHE・定番かつどシンプルな後悔を感じています。
一緒にご飯に行って、「あ、この人こんな面白かったんだ?!」とか「こういうのが好きなんだ〜」とか、はじめてみんなの仕事以外の部分に触れて。
もっと早くに知っていれば、もっと仲良くなって色んな話ができていたのかな。
そんな気持ちがポツポツと自分の中に生まれてきました。
思えば、いつも私は人に声をかけるのを躊躇していたのです。
自分より後から入ってきた新卒の子が怒られていたとき。
「大丈夫かな、ヘコんでないかな」ってすごく心配だったのに、「でも、お節介かなぁ」と思ってなにも言ってあげられなかったこと。
いつも夕方くらいになると、休憩室でぐったりしている上司。
「無理してないですか?」って本当は缶コーヒーでも差し入れしたかったけど、「たかがパート社員の分際で、出しゃばり過ぎかな」と、その場を静かに去りました。
いつもオシャレな格好をしている、スタイルのいい先輩社員。
「めちゃセンスいいですよね!」って話しかけてみたかったけど、全然そんなこと言えないまま「わあ〜、今日もオシャレだなあ〜!」って眺めてるだけ。
どれもこれも、私の業務そのものにはなにも関係のないことです。
実際、そんな会話なんてできなくても、仕事は問題なくこなせていたし。
でも、本当にそれでよかったんだろうか。
私はずっと「話してみたい」「仲良くなりたい」と思いながらも、それを怖がったり、時には面倒臭がったり。
いつもいつも話しかけてもらえるのを待っていて、自分の気持ちをなにひとつ伝えてきませんでした。
本当は仕事のこと以外にも知ってみたいこととか、「私はあなたのここが好き」と伝えたいこともあったはずなのに。
気がつくのが遅すぎて、全員と満足いくまで話をするのには、もうどう考えたって時間が足りません。
でも、もう二度と会わない、会えないかもしれないみんなに、「私はこんなふうに思っていたよ」って最後にきちんと伝えてみたい。
だから、お世話になった人ひとりひとりに、メッセージカードを書くことに決めました。
迷惑かもしれないし、完全にエゴだけど、これまで「伝える」をサボった後悔をどうしても晴らしたい。
そして、これから先に待っている新しいステージでは、もっと自分の気持ちを相手に伝えていきたいと強く思うのです。
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