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完全セルフでウェディングフォトを撮った裏側を公開するよ。
こんにちは、パラレルワーカーのみきてぃです。
普段から色々なスキルを掛け合わせてどうにかこうにか生きているわけですが、その中のひとつが「写真撮影」。
写真を撮るというスキルを生かし、先日とあるチャレンジをしてきました。それは、
オールセルフで、ウェディングフォト撮影!!!
入籍して9ヶ月経過し、やっとウェディングフォトを撮りました💍
— みきてぃ(福島未貴)¦やりたい!を実現するパラレルワーカー (@mkty_nyansuke) February 14, 2024
風邪っぴき&1時間半睡眠で静岡まで行き、 ヘアメイクもドレスアップも全部自前。撮影もセルフ📷
カメラぶっ壊れるアクシデントに見舞われましたが、きっとそれもいい思い出になる🥹(はず) pic.twitter.com/s0wrzROwDp
いや、いくら写真が撮れるといっても、さすがにそれは無理では……?と、自分を疑いながら挑戦したところ、意外となんとかなったので、その裏側をnoteに残してみます。
需要があるか分かりませんが、セルフポートレートしたい、ウェディングフォトを手作りする思い出を作りたい人は、ぜひ読んでみてね。
■そもそも、なぜセルフでやったのか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131021197/picture_pc_81a05497db74d51d02a80a569a739b8f.png?width=800)
いくら撮るスキルがあるとはいえ、なにも全部セルフでやらなくても……という声も聞こえてきそうです。実際、業者といわずともアシスタントを入れることくらいは考慮したのですが、結局夫と2人だけで撮りました。
全部自分たちでやる!と決めた理由は色々ありますが、1番の理由は
人に撮ってもらうのが恥ずかしいからです!!!(は?)
ウェディングフォトって、少なからずイチャつくじゃないですか。腕を組んだり手を繋いだり、(私たちはやらなかったけど)チューしたり。
それを公衆の面前でやるだけでも恥ずかしいのに、カメラマンさんにファインダー越しに凝視されるなんて、私たちにとってはたまったもんじゃありません。
自分が撮る側であれば全然気にしないし、むしろ仲良くしているカップルを撮るときは「お〜〜〜可愛い〜〜〜!」って思っていますが、撮られるのはどうしても恥ずかしい。
また、私も夫も一応カメラマンなので写真へのこだわりはそれなりに強く、「自分たちがほしい写真を撮りたい!」と思ったのも理由のひとつです。
■ロケーションや撮影方法
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131021542/picture_pc_6062f9c27f313fb273afa7cfd7be9505.png?width=800)
今回のロケ地に選んだのは、静岡県の河津町。
河津桜が有名な地で、毎年このシーズンには「河津桜まつり」もやっています。
入籍したのが昨年の春ですが、そのときはバタバタしていて取り損ねてしまい、「また春になったら撮ろう」と夫と決めました。
こういった観光地は撮影の規則が色々と設定されているところも多いので、事前に河津町観光協会に問い合わせ。
・桜の根を傷めないよう、三脚はコンクリートの上だけにしてね
・めちゃくちゃ混むから、早朝に撮った方がええよ
と、撮影の許可はいただいたので平日の早朝に撮影を決行。
朝日が昇る前には付近のコインパーキングに到着し、夜明け前にセッティング、夜明けとともに撮影を開始しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131021911/picture_pc_0a24dfb7e7eadbfde2c5f855b2da11a8.png?width=800)
ツーショットの撮影は、三脚+セルフタイマー+スマホでの遠隔操作。
①一眼カメラを三脚に立て、ある程度構図とカメラの設定を決める
②カメラとスマホアプリを接続
③セルフタイマーを5〜10秒に設定
④スマホでシャッターボタンを押す
⑤シャッターが切られる5〜10秒で、スマホを夫のポケットに隠す
⑥キメ顔をする
最初は上手くいかなかったものの、何枚か撮るうちにコツを掴んで撮れるようになりました。
スマホアプリを介して、カメラにどんなふうに写っているかも確認できるので、想像していたよりは苦戦せずに。
ソロショットは、手持ちでカメラを持ってお互いを撮影。ここは普段のスナップ撮影と変わらないので、めちゃくちゃイージーです。逆光を狙うとエモエモのエモです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131022253/picture_pc_9ee7c1ba0694b9276fb5c628562a4b64.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131022255/picture_pc_1c454d18ad4e8e9108681e75d812cb16.png?width=800)
■セルフウェディングの難問、衣装問題
セルフで撮ると決めて、1番ネックだと思っていたのが衣装。
スタジオで撮ればドレスを借りられるものの、自分たちでやるのにウェディングドレスどうする……?というのが大きな問題でした。
……が、意外と安価で買えるんです。
実際に私が購入したのが、上記2つ。
ウェディングドレスは約8,000円、ヴェールは約2,000円。
ドレスはパニエを入れなくてもほどよくフワッと広がるし、近くで見てもそんなに安っぽさを感じません。
挙式で着るには少しゴージャスさがないかもですが、写真だけなら十分なクオリティです。
なにより、ロケ撮影はドレスの裾が必ず汚れるので、高価すぎるドレスを外で着る方が色々とリスキーです。
ネットだと試着ができず、一度サイズ交換をお願いしたのが手間でしたが、意外とドレスは自分で用意できることが分かりました!
ちなみに、夫のブートニアは私がテキトーに造花を組んで手作り。
私用のブーケはさすがに作れなかったので、雑貨屋さんで3,000円くらいで購入しました!
夫のスーツはもともと持っていたものなので、衣装代は合計15,000円くらいではないでしょうか。リーズナブルですね。
お着替えは、コインパーキングに着いてから。
夜が明ける前の暗いうちに、夫に毛布で隠してもらいながら着替えました、
■ヘアメイクもセルフで
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131022889/picture_pc_5267d462a88ea2db32ff1446a07ec6bb.png?width=800)
ヘアメイクくらいはプロに……と思ったのですが、撮影か早朝のため美容院の予約ができず、結局ここもセルフでやることに。
別に化粧もヘアアレンジも得意じゃないので、ここは特に語れることはないのですが、強いていえばいつもよりも濃いめに化粧するのがポイントです。
特にリップは華やかに、まつ毛はしっかり上げてキレイなカールを作っておくと写真映えすると分かりました。
ヘアアレンジも、ザクっとまとめておくれ毛をちょろっと巻いただけ。
髪のお直しには、こちらが活躍しました。
コードレスではなく、モバイルバッテリーや車のシガーソケットで使えるタイプ。
バッテリーを積んでいないので、飛行機にも持ち込みができます。
小さいのにしっかり温まるので、前髪やおくれ毛を巻き直すのには十分。
キャップが付いていて、使用後すぐにカバンにしまえるのもよきです。
これを使って、車の中でちょちょっと髪を巻いて撮影に挑みました!
■反省点:三脚はしっかりしたものを使おう
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今回の撮影、仕上がった写真はとても満足がいくものばかりですが、1点だけ大きな反省点があります。それは、
カメラが大破損したことです。(号泣)
おはようございます〜
— みきてぃ(福島未貴)¦やりたい!を実現するパラレルワーカー (@mkty_nyansuke) February 13, 2024
今日の予定は
・セルフウェディングフォト撮影
撮影を始めて30分でカメラが逝きました😇😇😇 pic.twitter.com/i9MKs57Aav
この日は風が強く、強風に揺られて三脚とカメラが転倒。
私の愛機が、撮影開始30分でバッキバキになりました。
こんな状態なのになぜかフォーカスは合うしシャッターは切れること、夫もまったく同じ機種のカメラを持っていたこともあり、なんとか撮影は続行。
とはいえ、これはかなり心が折れました……。
軽い三脚を使ってしまったことが何よりの敗因なので、次回セルフポートレートの際は強靭で安定感抜群な三脚を買おうと思います。
せっかく衣装代などがリーズナブルに済んだのに、カメラの修理費見積もりが10万円で泣いてます。
■なにはともあれ、やってよかった!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131023633/picture_pc_75566a9a294ba3943278ad5df0708ac1.png?width=800)
アクシデントはあったものの、2人で撮りたい構図を探して、試行錯誤して作り上げたウェディングフォトは、とても満足のいく仕上がりになりました!
挙式の予定がない私たち。
ケーキ入刀の共同作業を行わない代わりに、素敵な共同作業ができたのではないかと思っています!
せっかくドレスも買ったし、撮影方法も分かったので、これから春夏秋冬をウェディングドレスで撮りたいね、と夫と話しているところです。
できあがった写真は、冊子に印刷して家族にも送る予定。
全部セルフでやるのはかなり疲れますが、それ以上に素晴らしい体験になるので、ぜひ興味のある人はやってみてください〜!
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