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【旅photo日記】陽に照らされる華が好き。in 巾着田

もう1ヶ月ほど前の話になってしまうのですが、先月末、埼玉県日高市の巾着田へ曼珠沙華を撮りにいきました。

ここ数年、感染症対策のために刈り取られ続けていた曼珠沙華畑。

3年振りの真っ赤な絨毯をひと目見たくて、仕事が溜まっているのもかまわず出かけた9月末。

あ、その後仕事はきちんと終わらせたのでご安心を。

以前も巾着田へ曼珠沙華を撮りに行ったことがありますが、その時はまだ一眼レフを持っていませんでした。

兄からプレゼントしてもらったNikonのコンデジを持って、「思った通りに撮れない!」とカメラと格闘した4年前。

熱しにくく冷めやすい性格の私だから「どうせカメラもすぐ飽きちゃうかな……」と薄ら思っていたのですが、より気持ちに熱を帯びて撮影に向かう自分が、嬉しかったり意外だったり。

通称「彼岸花」と呼ばれる曼珠沙華は、お墓に供える花、死人花など、少し不吉なイメージ。

でも本当は「情熱」「再開」「想うのはあなたひとり」なんて、ロマンチックな花言葉を持つようです。

しっとりと咲く曼珠沙華が、明るく陽に照らさせてキラキラと輝く姿がすごく好きです。

まん丸のこもれびとか、光に反射するツルが神秘的で、そう考えると、たしかにあの世を連想してしまうかも。

今回使用したレンズは、CONTAX CarlZeiss Sonner 135mm F2.8 

輪郭を繊細に捉え、豊かな色彩をバッチリ引き出し引き出してくれるこのレンズは、その場の空気を丸ごと写し出してくれます。

実物よりもキレイな世界を見せてくれるような、夢の中に連れて行ってくれるようなレンズ。

曼珠沙華が放つ異世界感、夢現な雰囲気をより深く表現してくれる。

少しピントを外してしまったけど、それもお気に入り。

帰り際には、可愛いヤギさんにも会えました。

秋は、彩り豊かな季節。

そろそろ紅葉がはじまった地域もあるみたいですね。

今年の秋も、たくさんの色を写真に閉じ込めに行きたいです。

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