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「ごめんね」と「ありがとう」が言えない大人になりたくない。

今日は、朝からちょっと暗い話になっちゃいます。

昨日、今一緒に仕事をしているすごく身近な人から、心ないことを言われました。

その人はプライベートでもかなり関わりのある人で、今週末に控えたとある企画を一緒に行っています。
なんでそんな人とつるんでいるのか……というのは、深い事情により縁を切れない関係だからなのですが、そこは割愛。

今回のトラブルも詳しいエピソードは書きませんが、私やそれに関わっている仲間からすると、暴言と捉えてもおかしくないくらいひどいことでした。
要は責任の擦り付け的な、そういう感じです。

一応もうほとぼりは冷めたというか、なんとなく解決したことにはなっているのですが、怒りで身体中が震えるような思いを久しぶりに味わいました。

感情的になってしまったり、ついひどい言葉を使ってしまうのは、人間ならだれでもあること。
それはある程度仕方ないことだと思っています。

でも、相手を傷付けたり失礼な発言をしたときに、「ごめんなさい」って素直に言えない人の気持ちが私には分からない。

お互いに「自分は絶対に悪くない、譲らない」という確固たるものがあるなら、「謝れ!」「嫌だ!」の平行線をたどるのも納得できます。

でも、明らかに自分に非がある、責任があるともう気付いているくせに「忙しくってつい…」「そんなつもりじゃなかった」と言い訳ばかり並べて「ごめんね」のひとことが言えない人ってなんなんだろう?

社会的身分とか、仕事的な立ち位置とか、人間関係に上下は付きものです。
社会の中で生きていく以上、それは仕方ない。

実際今回の相手も、歳も私より大分上だし、身分的にも世間一般的にいう「偉い人」の部類らしいです。なにが偉いのか知らんけど。
そんな人が「偉い」と呼ばれるなら世の中終わってんなって思ってしまう。


でも、社会的に「上」だからって、人になにを言ってもいいんですか?


人を無条件に傷付けて、自分の非認めない。
責任もとらずに、相手に対して謝罪もしない。

それが「偉い人」の中でのマナーなのでしょうか。
私は偉くないから分からないけど。


ついでに言うと、そういう人は感謝の気持ちも薄い傾向があるように思います。
人になにかしてもらってもきちんとお礼も言わない。

今回のトラブルになった相手も、こちらが本来請け負うべきではない業務まで負担しているのに、感謝の言葉は一切なし。
なのに、そういう人に限って、自分が蔑ろにされると「失礼だ!」と大声を上げて怒り始める。


私は、偉くなくてもいいから、自分が人に悪いことをしたときにはきちんと「ごめんね」って言える人間でいたいです。

なにかしてもらったときには、きちんと「ありがとう」って言いたい。


歳が上だとか、社会的立場がどうだとか、そんなこと以前に、お互いひとりの「人間」であるということを忘れてはいけないと思います。

忙しかったら、そんなつもりじゃなかったら、人に八つ当たりしたり、なにを言っても許されるわけではないはず。

今も胃の痛みが治らないほどに、まだ私の怒りも収まらないけど、私はちっぽけな大人にはなりたくないから、ここに吐き出してもうおしまい。

自ら反面教師として教えを説いてくれてるのだと思うことにします。

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