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自分の目で見たものが、多分1番正しい。

毎日のように、嘘か本当かも分からないような情報が飛び交う日々。

特にネットが発達し、SNS普及してからはそれが顕著だなぁ〜と思います。
ここ数日、立て続けに起こっている災害についても、そうですよね。


現場を見たわけでもない人が憶測で喋ったり、現地の人の話ひ、自分流のアレンジを付け加えて広げたり。


「もういい加減にしてくれよ〜!」と、新年早々SNSがイヤになっちゃってる人も多いのではないでしょうか。私もそうです。

ただ、これってネットやSNSだけ原因じゃないよな。
きっとずっと、おばちゃんたちの井戸端会議の時代からそうだなって思うんです。


「お母さんが〇〇の方がいいって言ってた」
「先生が、やめとけって言ってた」
「あいつはヤバいって、みんな言ってる」


SNS上で目にする、見ず知らずの人のアドバイス(?)は「うるせぇな」と思えるのに、身近な人のそれは「なるほど、そうなのか」と、9割くらい安心して受け止めてしまいがちです。

でも、それだって、本当か分からない。

主語をでっかくしたり自分流の解釈をくっ付けて、世間の常識のように語ってる可能性だってあるんですよね。


事実、私はお母さんに「みきちゃんは男の人を好きにならないだろうし、結婚しないよね」って言われ続けてきたけど、なんか気がついたら結婚してました。

会社を辞めるか迷ったときも、両親から「会社は辞めない方がいい」と言われましたが、辞めてからの方がむしろ収入は上がっているし、ストレスも減っています。

なにかをやろうとするとき、辞めようとするとき、身近な人ほど「〇〇の方がいい」ってアドバイスをくれるし、私も逆の立場だとお節介をしたくなるので、気持ちはめちゃくちゃ分かるんです。


でも結局、私が見てる景色って、私にしか見えない。


お母さんにとっては「みきちゃんには向いてない」であっても、実際やってみたら私には違う景色が見えるかもしれない。

近所で「アイツはヤバい」っていわれてても、会ってみたら意外と普通かもしれないし、仮に普通じゃなくても、みんなにとっては「ヤバい人」でも私にとっては「面白い人」かもしれない。逆も然り。

先生に「君には難しい」といわれていても、最終的にシュートを決められるかどうかは、やってみてからじゃないと分からない。

「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、多分人から聞いたことよりも、自分の目で見て感じことが、1番正しいです。


身近で大切な人からのアドバイスほど聞かないと不味い気がしちゃうけど、どんなに信用している人・どんなに大切で大好きな人の意見でも「それってあなたの感想ですよね?(byひろ〇き)」という視点を持つって大事だなあ〜と感じます。


人からもらった情報や言葉は、相手が誰であれ100%は信じない。

っていうとちょっと寂しい気もするけど、「それは本当?」と心の中で問い返して、しっかりと自分でジャッジしていきたいものです。

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