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クラシック音楽のプレスリリースについて考えてみるnote。

こんにちは、パラレルワーカーのみきてぃです!
先日、面白いポストを見つけました。

こちら、よくお世話になっているヴァイオリニストさんの投稿なのですが「なるほどなあ〜!!!」と思いまして、今日はこちらからネタをいただきnoteを書いてみます。

というのも、パラレルワーカーを名乗る私、現在ライター業を中心とはしているものの、一応音大を出ていて今でも音楽家としてもちょこちょこ仕事をしています。

最近はレッスンとか音楽教育などの指導の仕事に寄っているものの、コロナ前は積極的にライブとかコンサートもやっていました。

当時の私はライターでもなんでもなかったわけですが、今思い返すと当時の宣伝・PRの文章、ひどかったな〜〜〜〜!と思いまして。

一応文章で食べているプロのライターとして、「書く」という技術を手に入れた今、過去のPR文に添削入れるとしたらどうするか、ちょっと考えてみたいと思います。

先にいっておくと、これについて正解はないと思うし、ガッツリ私の主観で意見を述べます!ので悪しからず!!!

■その見どころ、伝わってない問題。

大前提、クラシック音楽のコンサート情報を見に来る人は、クラシック興味がある・ある程度の知識がある人たちなので、説明のしすぎはウザったいのも事実。

とはいえ、出演者や企画側が感じている常識は、一般のお客さんにとっては全然常識ではないかもしれない、ということは、念頭に置くべきなのかな〜と思ったりもします。

過去の私が実際に書いていた宣伝文を例に、このあたりを深掘りしてみます!

1.なにが珍しいのか分からない

よくライブを開催していたコロナ禍前、私は「トロンボーン」と「チューバ」という楽器を演奏する4人組でグループを組んでいました。

その頃によく書いていた宣伝文が、こんな感じ。

トロンボーンとチューバという、珍しい組み合わせでライブを行います!
流行りのJ-POPや懐かしの名曲を、なんと!トロンボーンとチューバだけで演奏します!

…的なね。

トロンボーン・チューバという楽器に対する知識がある人には、これでもなんとなく伝わるのですが、そうでない人にはなにが「珍しい」のか、なにが「なんと!」なのか分かりません。

ということで、このあたり↓の情報を追加する必要がありそうですよね。

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