子宮筋腫で入院決定~直前の準備までの流れ


紹介先の病院を受診したところ、問題なく腹腔鏡手術を受けられることになった。
しかし以前のかかりつけ医の説明と実際の進行ペースは大幅に異なり、展開が早かった。
今回はその流れについてまとめる。


想定より大幅に早かった入院時期

これまでのかかりつけ医曰く、8cmの子宮筋腫をそのまま腹腔鏡手術で取り除くのは難易度が高い。
そのため月経を止めて子宮筋腫を小さくする薬を半年ほど用いる準備期間を経て入院、手術に至ると言われていた。
しかし実際は、紹介先の病院初受診日から1ヶ月後には入院ができるとのことだった。
今から半年後というと年末が近づく時期。
病床で新春を迎えるなんてことにならなければいいが、なんて考えていた私には寝耳に水である。
特に手術を延期したい理由はなかったので、提案された最短の日程で4泊5日の入院をすることにした。

紹介先病院初外来時の検査

紹介先の病院を受診した際は、内診や症状のヒアリング、手術の方針の話し合いなどがあった。
腹腔鏡手術で子宮全摘出をするという方針をこちらと医師とで共有できたら、当日にいくつか検査を受ける。
この日受けたのは尿検査、血液検査、レントゲン撮影の3種類。
午後からの診察で3つの検査を終える頃には時間も遅くなっていたので、残りの項目は2週間後に来院した際に受けることになった。
手術に備え、飲んでいたヤーズフレックスはこのタイミングで休止している。

2回めの来院で行った検査や説明など

2回めの来院は本格的な検査というよりも、入院のチュートリアルや全身麻酔の説明、口腔内チェック、体重・身長測定などが主な内容だった。
初来院時に貰い記入してきた問診票を見ながら、看護師と入院の計画を組み立てたり、薬剤師がアレルギーのチェックをする。

入院でとりわけ心配だったのが個室を希望していたこと、それからPCを持ち込めるかどうかということだった。
フリーランスには保証された休みがない。
善意で仕事の日程を調整してくれる継続依頼のクライアントもいたが、全員がそうではない。
仕事の裁量は自分で決められるものの、メールやファイルのやり取りが滞るのは困るため病院側の回答によっては仕事のペースを意識的に調整しなければならなかった。
しかし病室については第3希望まで聞いてくれたし、持ち込みもOKと言われたので私の不安はひとまず払拭された。

入院前の準備

私は自分の体力を過信しておらず、毎日健康的に働いている老人よりも体力がない自覚がある。
少しでも基礎体力が多い方が術後回復が早いであろうと思い、入院前は普段よりも少し多く体を動かすことを心がけた。
買い出しに出かけたついでに散歩をする、外出先では短い階段の場合はエスカレーターを使わないなど。
それから、入院直前は家全体の掃除を力を入れて行った。
腹腔鏡手術は術後割とすぐに動けるとはいえ、退院後たった1,2週間で同じ動作を傷を抱えながら行うことは無理だろうと考えたからだ。
それから私が入院している間家族が食事に困らないように、数日間分の作り置きをしたりインスタント食品を多めに備蓄したりなどもした。

用意した持ち物

入院が決まった際、病院からは生活必需品のレンタルを提案された。
1日数百円課金すると、寝間着やコップ、歯ブラシ、歯磨き粉、タオル(バスタオルとフェイスタオル)などの備品を自由に使うことができる。
荷物が増えて重くなるのも嫌だったのでレンタル制度は大いに活用した。

持参する荷物はかなり少なく、次のようなもので済んだ。
・病院から渡された必要書類一式
・手術後や当日の生理のために使うナプキン数枚
・羽織物のパーカー
・替えの下着数枚
・ノートPCと充電器やマウス、ワイヤレスイヤホンなどの周辺機器
・シャンプーとコンディショナー(これは病院のシャワー室にも置いてある)
・化粧水や各種美容液、ボディクリーム、フェイスパウダーなどの美容品

実際に詰めてみるとキャリーケースでは荷物の量に対して大きく、無印の撥水リュックだとぴったり収まった。
普段の外出ではリュックは使わないが、こんな時のために持っていてよかった。


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