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シク教 No2:デリーのシク教のお寺Bangla Sahib Gurdwaraへ行ってみた!)
こんにちは。7月の下旬から8月の頭にかけての約2週間のインド旅をしてきました。インドの滞在中に、ヒンドゥー教、仏教、イスラム教などの様々な宗教施設を見学しましたが、それらの中でも、シク教の寺院を訪れたのは生まれて初めてで、とても印象に残ったので、ここに書き残しておきたいと思います。
私が訪れたシク教のお寺は、Bangla Sahib Gurdwaraという所です。このシク教寺院は、ニューデリーのコンノートプレイスの近くにあります。ここら辺は、ホテルやレストラン、お土産屋さんなどもたくさんありますし、インド門や国立博物館などの見所もたくさんあるので、とてもおすすめな場所です。
(Bangla Sahib Gurdwaraの地図は以下のリンクからぜひ飛んでみてください。👇)
まず、目的地のシク教のお寺Bangla Sahib Gurdwaraへやってくると、このような、白に花の模様とゴールドの文字が施された美しい門が現れます。このゴールドの文字は、私は読めませんが、パンジャブ語で、このお寺の名前が書かれているそうです。シク教は、インドの北西の方にあるパンジャブという地域で誕生したので、お寺の表示もシク教の聖典もパンジャブ語が使われています。
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そして、この美しい門をくぐると階段とお寺の境内が見えてきます。観光客は、門をくぐったら、ここをまっすぐ進むのではなく、左へ曲がってForeign Tourist Officeが右手に見えるまで真っすぐ進みます。
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すると右手に、Foreign Tourist Officeが現れますので、そこに入ります。このお部屋にはシク教に関するパンフレットが置いてあったりポスターなどが貼ってありました。私は、ここでシク教の知識を少し入手できました。
ここで、このお寺の見学のガイドをしてくれるシク教徒のインド人の女性に会いました。とても明るくて、見学中に私の質問にもたくさん答えてくれるとても気さくな方でした。
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そして、観光客はここのお部屋に入ってやることがあります。それは、男の人も、女の人もお寺に入るために髪の毛を覆う布を頭に巻きます。布で頭を隠すことが、シク教のお寺の境内に入るときのマナーです。巻き方はバンダナを頭に巻くように、三角形の布を前からかぶせ、後ろで縛っています。布のつけ方は、ガイドの方が教えてくれるので、ご安心を。
私は、オレンジの布を巻くことになりましたが、ほかにもいろいろな色の布が置いてあったので、布の色はオレンジでなければいけないということは、ないように見えました。
そして、靴と靴下もここで脱ぎます。なので、お寺は裸足で入ります。
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そして、準備が整ったら、ガイドの方とともに、さっきの正面のお寺の境内の入り口のところに行きます。今回は、このお寺のインド人のガイドの女性とインドに3週間の旅行に来たフランス人のご夫婦と一緒に、お寺の見学をしました。
初めに、境内に入るときは、まずこの四角い水が溜まっているところに足をつけて、足を身を清めます。
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そうしたら、階段を上って境内へ入っていきます。
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そのまま、まっすぐ行くと、シク教徒の人々が祈りをささげるお寺の入り口が見えてきます。まず、私たちはそこをまっすぐ進んでいきました。
境内の様子は以下の写真の通りで、床は白くて、大理石でできていて、とっても広々としていました。
ところどころに、そこに座って休んでいるシク教徒の方々もいました。
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まっすぐお寺の入口までまっすぐ進んで、ついにシク教徒の方々が祈りをささげるお部屋に入ってみました。中へ入ってみると、本当に煌びやかで、お装飾もすべて輝いていました。真ん中に大きなシャンデリアがあり、天井も壁もゴールド(本物の金)で装飾され、その上細かな、美しい模様が施されていて、本当に豪華ででした。
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シク教徒の人たちは、お部屋の中心部、ちょうどシャンデリアの下のあたりのスペースに向かって祈りをささげていました。理由は、忘れましたけど、グールーがいるからなのかなぁ。忘れました。左の方には2人のタブラとハルモニウムを演奏している人と1人歌っている人の三人組の男の人が座っていました。調べたところによると、三人の男の人たちが演奏していたのは、シク教のKirtanスタイルという聖歌/讃美歌を歌い、演奏していたようです。
インドの楽器の音色と歌声が聞こえてきたときは、心からワクワクしました。インドの伝統音楽/聖歌に実際に触れることができたことは、私にとってここでの一番の収穫でした。本当にうれしかったです。
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インド人のガイドさんに案内してもらいながら、中をゆっくりじっくり見ながら、この礼拝所を半周くらいして、退出しました。
礼拝所を出ると、広い敷地にでて、正面には、広いお清めの場所がありました。下の写真に写っている大きな湖みたいなのは、身を清めるための水です。男の人は、この大きな水たまりに全身を入れて、体を清めるそうです。女の人は、下の写真だと切れてしまっていますが左の方に、女性専用の体を清めるためのお部屋があるそうです。
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お清めの場所をぐるっと一周したら、今度はガイドさんが、Guru Granth Sahibと呼ばれているシク教の聖典を読んでいる最中の2人のグールーのところに連れて行ってくれました。2人は、聖典を朗誦していて、私たちはその様子を静かに見学させていただきました。
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その次は、お寺の境内にある大きなお部屋に案内してもらいました。入った途端、おじさんがカンカンカン!と何かをたたいて音を出すと、大勢のシク教徒の人たちが一斉にぞろぞろとお部屋に入ってきました。何かと思ったら、皆さんは、ご飯を食べるために集まってきたようでした。私たちが、シク教のお寺を訪れたのはちょうどお昼近くの時間帯でした。このお寺では、お寺にくる人々に無料でご飯を提供しているそうです。提供される材料は、シク教徒のコミュニティの皆さんの寄付などでまかなわれていて、ご飯もそのシク教徒のコミュニティのみんなさんで協力して、調理していました。
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以下の写真は、キッチンの中の様子です。これも境内の中にあって、この大部屋のすぐ隣にありました。ジャガイモがたくさんありました。シク教徒の人たちが、みんなでジャガイモをきれいにしたり、皮をむいたりして、調理の下ごしらえをしていました。
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ガイドさんは、貧しくてごはんを食べられない人や、苦労している人もいますから、そのような人々のためのご飯を提供していると言っていました。
キッチンを最後にして、シク教寺院ツアーは終わりました。境内の色々な場所に案内してくれて、見せてくれたガイドさんに感謝です。境内のなかにさらに大きなキッチンもあるとはびっくりでした。しかし、人々は、このような場があることによって、困ったときも、頼れる場所、コミュニティがあり、精神的な安心を得られるのではと思います。
お寺の中、食堂の中、キッチンの中、どこもそれぞれ人の活気であふれていてとてもよかったです。
今回初めてのシク教寺院に訪れましたが、インド旅の中では、私にとって一番印象的な経験でした。私が一番惹かれたのは、音です。礼拝所で聞いたインド楽器とともに演奏されていた聖歌です。
いつかパンジャブにあるゴールデンテンプルに行ってみたいなぁ。
人って大体誰でも祈るっていう行為をしますよね、目に見えないものに熱心になるこの人間の不思議さにとても魅了されます。
これからも人間のこの祈りのシーンをもっと見たいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
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