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2001年6月、深圳 での乾杯 ~ day 693 (2021.06.04)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます…が、不測の事態 により、企画変更となりました、涙
693日目。これまでのログは → こちら

別フォルダーに、ちょっと古めの写真がありました。
この機会に、一本化せねば。

遡ること、2001年6月15日。場所は、中国・深圳の某飲食店。

前にも書いたのですが、香港に居た時は生産管理の仕事もあったので、週の半分くらいは大陸に入ってました。香港の周辺で、深圳、東莞、恵州、広州、中山、珠海といったあたりです。

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国境までの移動は電車だったり、クルマだったり、船だったり。
そこからは、深圳の事務所のスタッフにピックアップしてもらって、社用車で各工場に。道路事情(場所によってかなりの凸凹)と移動時間(最大片道3時間…)以外は、まだマシでした。昔は、現地でタクシーを捕まえて、価格交渉から…ということもあったそうなので。ただそういう環境が改善する代わりに、工場入りする頻度は増えたのですけど。

中国の工場に行くと、ほぼ必ずと言っていいほど、お食事のご接待がありました。昼からお酒ってことも。取引先は台湾系の工場が多くて、台湾から中国に駐在に来ている人も少なからずいるので、彼らにとっても大切な息抜きの時間なのかな?と思ってお付き合いしてました。一方で、だいたいどこに行っても、食事がおいしいのも、お付き合いの理由のひとつ。

この日は、深圳市内で打ち合わせの後に、取引先の事務所近くのお店へ。

まずはお店から、福茶 でおもてなし。(タイトル画)
茶葉の他に、豆やクコのみなどが入った茶器に、注ぎ口の長いやかんからお湯を注ぐというパフォーマンス。机はお湯でびしょぬれになりますけど…

で、早めの晩ごはんの時間帯だったので、テーブルの上には当たり前のように ” 青島啤酒 ” が置かれてます。

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あ、そうですか。仕方ないなぁ♪

お料理は、包餅料理。中華風のクレープで好みの具材を巻いて食べます。
北京烤鴨の中身をあれこれ好きにアレンジできる、という感じ。日本でいうと手巻き寿司的な。

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味付けは、基本あっさり目。じゃがいもの千切りの炒めものとか、薄焼き卵とか、意外な組み合わせがおいしかったりします。

工場まで行くのは、もう勘弁ですけど、こういうお店にはまた行きたいな。
とはいえ、深圳自体がすっかり様変わりしてます。

この当時の、のどかな雰囲気も、どこかに残ってるのかな?

会食の後は、ひとり国境を越えて、電車で家まで約1時間と少し。20歳ほど若かったとはいえ、よくやってましたね。

ごちそうさま。

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