劇場版セーラームーン3作観て.
セーラームーンは幼稚園の頃ちょーっとだけ観てたので断片的な記憶はあったけど
本格的に見たことはなかった。ただ、最近聴く音楽やら友人との会話やらで触れることが多く、極め付けの「フェミニズム的にどうなんだろ?」って疑問から世界へ足を踏み出すことになりました。映画 R,S,SSの順にメモ感覚で綴ります。
(⚠︎ネタバレを含みます)
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セーラムーンR. 「孤独」
・「美しき花も歪んだ心で育てれば醜く染まる」 byタキシード仮面
→通常アニメ、これ以降の登場シーンでは「?」ってことしか言わない
タキシード仮面が割と真っ当なこと言ってて「ほうほう」ってなった。
・戦隊モノ的、単純な勧善懲悪ではない
→映画での敵は悪に蝕まれた"個人"+悪ってのも人の「弱さ」や「孤独」に
(戦隊モノは悪の所在ってどうしても怪物に行きがち。)あるため、自分ごと化して考えやすい。
「敵→対峙→倒して平和」ではなく、「敵→対峙→倒す&解決の手段→平和」
・ジェンダー観
→まもちゃんとフィオレという男性同士の恋愛ともとれる題材をこの時代に映画で扱うところにカッコ良さを感じた。SSのネプチューンとウラヌスの関係もだけど、ジェンダーに関しての描写もあるセーラームーンは美しい。
もちろんあからさまな差別的な表現はないし。
(今回2人の関係を探る過程で若干ステレオタイプ手前っぽいセリフもあったけど)
セーラームーンS. 「利己と自己犠牲」
・Rもそうだけどこの時代のエフェクト最高。
→変身シーンとか本当にアガる~🔥
ウラヌス達の力強さと美しさが現れた変身シーンは言うことなし。
・ボケとH
→それぞれキャラの性格はもちろんあるわけだけど、みんなたまにボケを挟んでくる所が日常、等身大の学生生活が現れている!
そして彼女達の美しさとは別の"H"っていうやつも今より健全でいいなって。
こんぐらい身近でいいと思うんだけどな〜
・ルナとかける
→「猫のくせに分かり合えるかも」「人間だったらなぁ」
「あの人を助けてあげたいだけ」
この言葉だけで「恋って甘酸っぱいやん………!!!!!!あ”ぁ”ッ」ってなる
圧倒的共感。。。
・全てが静止した世界など美しくないわ! byセーラームーン
→それな。まさに静止した世界で作品を見ていて思いました。はぁ、、、、、、、
セーラームーンSS. 「夢」
・タキシード仮面マジで…
→ここまで観てやっと気づいたけどセーラームーンは武装するけど、
タキシード仮面って自前の服じゃん。立ち向かうの凄すぎ…ピンチの時現れるし、あぁイケメン…(今作の登場は結構無理あったけど)
・ディティールに込められた意味
ハーメルンの笛吹く的がセーラームーンにやっつけられて鳥の姿になるシーン。
別に適当な鳥でもいいのにカッコウとカワセミだったから気になって調べると、
それぞれの鳥にはこんな意味が。
カッコウーさびれたさまのことを「閑古鳥が鳴く」というが、この閑古鳥とはカッコウのことである。古来、日本人はカッコウの鳴き声に物寂しさを感じていたようであり、松尾芭蕉の句にも「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」というものがある。(wiki)
カワセミー古来より、日本ではヒスイは硬玉の事を指し、翡翠玉(ひすいだま)と呼ばれていました。元来、翡翠とは鳥のカワセミの事です。古来より『あらゆる成功と繁栄』を象徴してきました。
すげぇ…深いよセーラームーン…
敵キャラの名前もフランスのお菓子だったり細かいところまで見てみると面白い!
・幸せとは幸せを追いかけてる時 by木野まこと
日常会話でお菓子焼いてるところからこんな話が出るんですけどあれ、哲学…
等身大の学生ではあるけど、この人たち結構上位カーストの人たちだな。。
何かしら得意なモノあってすごか。
・血が…!
前二本の戦闘シーンにはなかった攻撃後の血痕。これは何を暗示するんだろう~彼女達がある程度成長した分マジの攻撃を表現しようとしたのかな?なんて私は考えました〜💭
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語り足りない…
セーラームーンの流れを組んで今のプリキュアもあるわけだけど、セーラームーン奥が深い、、、、アニメ版はまだ10話までしかみていないので、全て見終わり次第考察をしていきたいとおもいます。
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ごきげんよう。
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