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あの夏、飛び込んだ

2018年7月某日沖縄、晴れ。
ただひたすらに「今」へ向かって、あの夏僕らは飛び込んだ。

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真夜中の那覇空港での再会。「免許取った^q^」のメッセから迎えにきてくれることになっていた。高3の修学旅行ぶり。お互い何にも変わることなく、無限地獄のような受験期間のブランクもないに等しい。彼女は琉大の下宿、自分は琉大付近の満喫で一夜を過ごした。

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満喫で寝たのに、那覇からアメリカンビレッジのある北谷町まで少し微睡んでしまった。「かーいー、寝てたっしょ?笑」お見通し。ごめんて。

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沖縄の学生は免許を取ると星を見に山や海へいくことが多いって。いんちき…
(沖縄方言で良いなぁみたいな意味らしい)

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時速40kmの風。
米津玄師のOrion、ピースサイン、ゴールデンボンバーの世界平和。
邦楽は聴かないけど、この夏を回顧する時に聴く音楽。

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「ナイチャーかウチナーンチュかは海の服装でわかるよん」
水着か服かの違いやんね。彼女に倣って服で入った。魚、魚。

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修学旅行思い出の地、今帰仁にも足を運んで。

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この時ほど、Chillしたことは人生でもない。身体が徐々にMeltしていく感覚。
沖縄の風景と、珈琲と、隣で話も聞かずカメラいじる面白いウチナーガールと。
うららか、うららか。

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いろんな問いを投げたとて、彼女は快刀乱麻バッサバッサ斬っていく。自分の意見思考みたいのがあれほどまでに自然な人はなかなかいない。煽ってる時も面白いけど。

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「みんな考えすぎっていうか、ムダじゃない?^q^
『しにチョロいですそれ〜笑』くらいでいいやん」

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あの夏僕は飛び込んだ。




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