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「白石晃士の決して送ってこないで下さい」を観て

白石晃士監督の新作映画が今年はたて続けに公開されるって事で、白石マニアとしては、観に行くしかない!よね?なので、お得な水曜日にヒューマントラストシネマ渋谷に初上陸でルッキングしてきました。

今回の新作は、なんと現実の名前「白石晃士」名義を全面に打ち出したお得意のフェイクドキュメンタリーシリーズ。
ホラー監督白石晃士の元に、日夜届く不可解な映像の数々。その映像の謎を解き明かしてゆく、って感じが今回のフォーマット。

あるカップルが心霊スポットに肝試しに来た時に恐怖の体験をした模様を納めた映像から次々に明かされる人の情念、秘密。
心霊なのか、ヒトコワなのか、

ある意味、今ブームになりつつある「コワすぎ」劇場版の解りやすい白石とは、ちょっと違いコアな白石が全面に出ている今作。
人間の狂気がそこはかとなく画面に染み出ている感じがマニアには「来た」感が半端ないと思う。
白石晃士名義は伊達じゃないというか、ある種の覚悟を感じた。
これはシリーズとして確立させるのか?はわからないが、観る限り大きな流れの一部を見せられてる様な気がする。
お得意のクトゥール神話的もの(黒い人)も登場するし、謎の女カラシは何者?続けば、絶対キャラ立ちの霊能者も出てきそうだし、マニアにとっては、脳内で想像が膨らんでしまう。
なので、多分誰彼に好かれる作品ではないので、白石度が、50%以上ないとお勧めはしません。

是非ともシリーズ化希望作品ですね。
ひっそりDVDでシリーズを出してほしいなあ。

暴力系ヒトコワフェイクドキュメンタリーをそろそろ観たいなあ。
白石監督、お願いしまーあす。


パンフレット欲しかったなあ。




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