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子供の性格は否定しないで受け止めよ

友達が
「子供の性格を否定しないでください」
と先生から言われたらしい。

友達は否定しているつもりはなかったから、そう言われた時は衝撃だったと。

その話を聞いて、私もハッとした。
「わがままだ」「気が強い」「何考えているかわからない」と決めつけ、娘の性格を否定していたかもしれないと。

否定していたからこそ、わがままだと感じたら怒って注意してケンカになっていたのかも。

誰かを傷つけているわけでもないし、迷惑をかけているわけでもないのに、私の物差しで測っていたことに気づいた。

それから、娘の性格を受け止めようと決めた。

朝、いつも通り起きない娘。起きたくないとグズグズ文句を言ってくる。
「うるさい。ケチババァ。」「あと3分待って!!」
いつもならこの辺で
「いい加減にして!! 早く起きなさいよ!!」
と怒鳴ってた。

でも、一度受け止めてから言葉を言い換え声をかけると
「眠いよね〜、わかる!! ママも眠たいもん。待ってるから3分経ったら起きてきてね。」

しばらくすると、一人で起きてきた。
これには、びっくり!!
いつもは、「起きろー!!」と私が何回か叫んでやっと起きてくる。階段を降りる時も、イライラしながらドンドン足音を響かせていたのに…。

「ママ、おはよ〜」
久しぶりに聞いた言葉。
なるほど!! 何となくわかってきた!!
私の言葉一つで娘の心も落ち着くんだ。

夕方も
母「お風呂入ってー」
娘「待って!! 今YouTube見てるんだから!!」
母「はーい!! 区切りのいいところで早めに入ってね」
娘「うん、わかった」

そして、私が何も言わなくても自分からお風呂に入った。

おぉ!!
反抗しなかった。

この日から、娘の気持ちに寄り添うことを優先し、そこから注意したりやってほしいことを言うようにした。

そして、言葉の言い換えを意識した。こんな言い方されたら嫌だよね。こんな言い方ならどうかな?と考えながら接した。

言葉ってほんと面白い。
同じ意味でも言い方一つで、相手の心に与える印象が変わるんだもん。

「早く!!お風呂入って!!」

「早くお風呂に入ってくれたらママ嬉しいなぁ。」
に言い換えるだけで子供も素直に聞いてくれ自ら行動してくれる。

もちろん、人は優しくされたら優しくしようと思うし、強く言われると反発したくなることはわかっていた。
だから、優しく言うようにしよう!! あまり怒らないようにしよう!! と頑張った時もあったが、これがまたストレスになり続かないのだ。

しかし、子供の想いを受け入れると自然に言葉も寄り添ったものになるから不思議。そして、一旦受け入れることで一息つけるから怒りがおさまりストレスを感じない。

今まで、時間もバタバタ、心に余裕もないしそんな優しいママなんて無理!! ママだってイライラするし、気分で言うことも刺々しくなることだってあるの!!
と思っていた。でも違った。私の場合、逃げてるだけだった。心に余裕がないなら作ればいい。時間に余裕がないのは時間の使い方が間違っているから。

子供の性格や想いを受け入れる。たったそれだけで、家の中の雰囲気が優しくなった。私も娘もかなりイライラが減って素直な気持ちが溢れてくる。受け入れる素晴らしさに気づけて良かった。

受け入れてもどうしてもイライラしてしまう時は、必殺技「ケロ」が有効らしい。

「早くしなさいケロ!! いい加減にしなさいケロ!!」
と語尾に「ケロ」を付けるだけで優しく聞こえギスギスした雰囲気が明るくなるとのこと。

怒りがマックスになった時に「ケロ」を覚えているかどうか微妙だけど、試してみよう!!







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