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【お仕事】Numero TOKYO おすすめの9月の本

Numero TOKYOでのブックレビュー、9月分が公開されました。

今月は……
📕日本SF界の“殿”こと、柴田勝家さんの初短篇集『アメリカン・ブッダ』(早川書房)


📗フランス文学界で話題となった、グカ・ハンさんのデビュー作品『砂漠が街に入りこんだ日』(原正人さん訳、リトルモア)


📘ただいま横浜・そごう美術館で『ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ』が開催されている、ショーン・タンさんの最新作『内なる町から来た話』(岸本佐知子さん訳、河出書房新社)


……の3作品をご紹介しています。

『アメリカン・ブッダ』は収録されている6篇はもちろん、池澤春菜さんによる解説までもが面白いし、『砂漠が街に入りこんだ日』は世界文学の可能性をビシバシと感じるし、『内なる町から来た話』は生きもの好きとしては絵も物語もたまらない一冊なので、お財布と本棚に余裕がある方は、ぜひ全買いしちゃってください。

ちなみに記事中で触れている、ショーン・タンさんご本人による『内なる町から来た話』の解説は以下のページで読めるので、あわせてどうぞ。

それと『内なる町から来た話』に収録されているイヌの物語は、一冊の絵本として海外では今秋に刊行されるそう。こちらも、ぜひ日本語版が出版されてほしい……。

なにはともあれ、みなさんも読書の秋を楽しんでください。📚