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【お仕事】Numero TOKYO「年末年始に読みたい本(2020-2021)」
雑誌『Numero TOKYO』(扶桑社)でのブックレビュー、12月分が「おすすめ! 年末年始に読みたい本」として公開されました。
今月ご紹介しているのは……
📕 酉島伝法さんによる痛快ディストピア『るん(笑)』(集英社)
📗 コルソン・ホワイトヘッド氏の2度目の(かつ2作連続の)ピュリッツァー賞受賞作となった『ニッケル・ボーイズ』(早川書房 藤井光さん訳)
📘 時間SFとしてもミステリとしても楽しめる、ケイト・マスカレナス氏の『時間旅行者のキャンディボックス』(東京創元社 茂木健さん訳)
……の3作品です。
コロナ禍でお正月の帰省の予定がなくなり、家族と距離を置いた年末年始を過ごしている人も多いと思いますが、そんな方こそ(特に家族との関係がちょっとアレな人ほど)『るん(笑)』を個人的には読んでほしいです。
あと『ニッケル・ボーイズ』と『時間旅行者のキャンディボックス』は、ついつい一気読みしてしまうくらい魅力的な作品なので、時間に比較的余裕のある(少なくとも仕事の連絡とかが入りにくい)年末年始に読むのにうってつけな作品かと。
ちなみに『るん(笑)』を書店に買いに行くときは、著者である酉島さんの以下のツイートを読んでからおでかけすると、忙しい年末年始の時短につながるかと思います。
【お願い】拙作を探しに書店を訪れた方が、「なかなか見つからないと思ったら「な行」や「に」の棚に入っていた」とツイートされているのをデビュー以来よく見かけます。西島(にしじま)伝法ではなく、酉島(とりしま)伝法です。どうか、どうか酉でよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/cCf2fAwqwj
— 酉島伝法(∴)Dempow Torishima (@dempow) November 30, 2020
なにはともあれ素敵な本と一緒に、安全無事な年末年始を!