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ねい
2018年9月3日 16:29
京都置屋生まれの26歳元バンドマンとわたしは学部の友人に呼び出された飲み屋で出会った。 彼は 花屋と 商社と飲食店を 掛け持ちしながらカフェの開業資金を貯めていた。その飲食店で 同じ学部のわたしの友人と知り合い今夜の運びとなったのだ。初対面のその日、彼はわたしをこっぴどく馬鹿にした。その清々しいまでの こきおとされ方は衝撃だった。 あの時もう わたしは彼を好きになったのだと思
2018年9月3日 18:19
いちのつづき彼とわたしは、3つ目の季節を超えられなかった。 彼と1つ目の季節を超えるころ部屋で夕食を取っていると彼女と別れた、と聞かされた。 彼女いたの、と驚くよりもまずそりゃそうだろうとおもった。 その一言にそんなに影響力はなかった。 わたしは変わらず まっすぐに幼い。ただ、そんな不安定など どうでもよくなるほど彼は最初の時よりも 強く たしかにわたしを苛めるよう
2018年9月2日 16:37
わたしの21才は、酒粕が大量に溶けたどぶろくのような恋を通らなくてはならなかった。 あのどぶろくは 今なお 心の檻の隅にあって、たまに蓋に手を伸ばしては、いやまだ、と開けられずにいるのを、もう10年は繰り返した。でももうそろそろ開けたい。目についてウザい。 そんな風に、せまい 恋の話を書きたくなったのが1週間くらい前のこと。あのせまい恋を思い出すと、世界をそうとしか見れなか