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自己肯定感がエベレスト並の友達の夫(30代アメリカ男性)とわたしの自己肯定感について

自己肯定感についての記事に、テキサス州在住の友人から届いたメッセージを書いてみます。

彼女の夫、30代のアメリカ男性の自己肯定感はエベレスト並み、だと。

「どうやってその自己肯定感が身に着いたの?小さい頃から親や先生に褒められ続けてきたとか?」と、聞いたところ、

「全く逆で、親からは、常にダメって言われて育ったんだよね。で、ある日、俺、数学オリンピックとか出場したり、色々できてるのに、なんで褒められずにいつもなじられるんだ!って自分で気づいたって。」

彼女自身の意見は、「自己肯定感って、他人から褒められるのももちろんあるんだろうけども、結局自分が自分を褒められるかだと思う。自分は、元々は非常に低くて、大人になってから小さな成功体験を積み重ねられて、今ではだいぶ高くなった。自分のコンプレックスを1つずつつぶしていった結果、前より自己肯定感が上がった。」

なるほど!すごい納得したんですよね。

なんとなく、自己肯定感が低い人は、褒められずに、けなされて育った。
自己肯定感が高い人は、けなされずに、褒められて育った。

みたいなイメージをもつ人が多いのでは、と思うのですが、わたし的には、なんか、必ずしもそういうもんでもないんじゃないかしら、と漠然と思っていて。

例えば、お気に入りのポッドキャスト番組で、ジェーンスーさんが言ってた、「わたしは、親に、可愛い可愛いって育てられてて、自分は可愛いもんだと信じていた。けど、いざ世間に出てみたら、そうでもない!親に嘘つかれた!それに気づいたときは結構きつかったな。」という話。

たしかに、自分でわたしはお姫様!と信じ込んでたら、実はそうではなかったと自分で認識する体験があったなら、ショックを受けるし自信だったり自己肯定感ダダ下がりしそう。。

可愛らしさという話でいくと、わたしはジェーンスーさんの逆で、幼い頃、よく母に、「いとこが可愛いから子どもを産んだけど、あなたはそうでもなくて。」とか、「ほんとに鼻ぺちゃよね。」とか言われてきたので、自分はすごい不細工だと思ってました。

ただ、その認識は自己肯定感の低下にはつながらず、「いやー、あなたとあなたの夫の顔から、いとこみたいに可愛い顔の娘になるとでも思ったのかしら?ぷぷぷ。」と、母には言わなかったけど、幼稚園児のころから思ってました。

両親の顔からしたら、自分が可愛らしい顔じゃないのは当然。(期待値が低い)

今考えると、すごい冷静な幼稚園児だ。こんな子、うちのモンテッソーリ保育園にいるんかな。

が、なんか、幼稚園、小学校時代、なぜかちょっとモテて、(母には、「なんであなたが?不思議ね~。」と心底驚かれてました。)その男の子のお兄ちゃんがわたしを見に来て、「ほーこの子が弟の好きな子かあ、可愛いじゃん。」みたいなことを言われた経験もあります。

冷静に写真を見てみると、どう見ても「可愛らしい」という感じは一切ないんですが、ただ背がスラっと高くくて大人びてたのが理由なのかな、と。

まあ、そういう経験を通じ、「わたしは母が言うほどすっごい不細工ってわけではないんじゃないか。」と、自分の認識を変えたんでした。

ちょっと無理矢理な感じもありますが、自己肯定感は、そもそもの期待値がとても低かったので、それより上がったという感じでしょうか。

自己肯定感を高めるには、とにかく自分で自分を褒められるとか認められるようになることが必要というお話しでした。


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