見出し画像

やまのいも

消化のよいスタミナ食
胃などの粘膜を保護し、たんぱく質の消化吸収を助けるぬめり成分のムチン、ビタミンB群、C、カリウムなどのミネラル、食物繊維などをバランスよく含んでいる健康食材です。
主成分のでんぷんは、加熱が必要ですが、でんぷん分解酵素のジアスターゼが豊富に含まれており消化を助けるため、生でも食べられます。

【食材DATA】

旬:10〜3月
選び方:切り口が変色しておらず、白くみずみずしいものが新鮮。
主な栄養素:カリウム、食物繊維、でんぷん、ビタミンB群、C、ムチン

【薬膳DATA】

五性:気虚、陰虚
五味:甘
五性:平
主な作用:滋養強壮、発育促進、頻尿、寝汗、耳鳴り、疲労回復、老化防止
注意点!
生で食べると口と肌がかゆくなる人は、加熱して食べると症状が和らいだり、出なくなることも。

【こんな人にオススメ】

・顔色が悪い、下痢をしたりおなかをこわしやすい、かぜをひきやすい
・のどが渇く、目が充血する、便秘がち、ストレスを感じやすい、イライラ、のぼせやすい、微熱っぽい

【保存方法】

湿気を保つため、新聞紙で包んで冷暗所に。
皮をむき酢水につけたら、すりおろして冷凍。平らにパックすると使いやすい。

【食品成分】(可食部100gあたり)

エネルギー・・・・・・・・64kcal
水分・・・・・・・・・・・ 82.6g
たんぱく質・・・・・・・・2.2g
炭水化物・・・・・・・・・13.9g
無機質     カリウム・・・・430mg
     カルシウム・・・ 17mg
     マグネシウム・・17mg
     リン・・・・・・ 27mg
     鉄・・・・・・・ 0.4mg
     マンガン・・・・ 0.03mg
ビタミン    B1・・・・・・・ 0.10mg
                  B2・・・・・・・ 0.02mg
                  葉酸・・・・・・ 8μg
     C・・・・・・・ 6mg
食物繊維相当量・・・・・・ 1.0g

【簡単レシピ】

長芋と鶏肉の炒め物
材料(2人分)
長芋・・・・・½本
鶏肉・・・・・1枚(約250g)
バター・・・・10g
牡蠣醤油・・・大さじ1(オイスターソースでも可)
料理酒・・・・小さじ2
塩胡椒・・・・少々
油・・・・・・小さじ1

作り方
①長芋の皮をむき、1〜2㎝幅の輪切りにする。
②鶏肉は1口大に切る。
③フライパンに油を入れ、鶏肉、塩胡椒を入れて炒める。
④鶏肉に火が通ったら、①の長芋を入れて炒める。
⑤長芋に火が通ったら、バター、牡蠣醤油を入れてサッと炒めたら完成。

――――――――――――――――――――――――――
この記事の作成者はこちら↓↓


宜しければサポートを宜しくお願い致します。全ての妊婦さんと赤ちゃんが健やかに過ごせますように。