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シンガポールで出産 Vol.1

2020年1月中旬にシンガポールに移り住んでから、早くも半年。未だマーライオンもマリーナベイサンズも見たことがないMK妻です。

この半年の間に、世界中でコロナウイルスの感染が拡大し、少しずつ日常が戻ってきていますが、いつ落ち着くか分からない状況が続いていますね。
そんな中、我が家では第二子誕生という一大イベントがありました。
私にとって初めての海外での出産。色々な不安を抱えながらの出産となりました。記憶が鮮明なうちにこの経験をnoteにしたためたいと思います。
1.病院選びについて

シンガポールに来たのは、妊娠7ヶ月のときでした。先に行っていた夫が事前に病院などを調べてくれていて、どこにするかはこちらに来てから決めることにしていました。
日本人が出産する際の選択肢は、主に3つかと思います。

▷日本人産婦人科医がいる日系のクリニック
▷日本語の通じる産婦人科医/スタッフがいるクリニック
▷ローカルのクリニック

私はこのうち、ローカルのクリニックを選びました。

理由を書く前にシンガポールでの出産の流れを少し。こちらの妊婦さんは、妊婦検診は規模の小さなクリニックで受け、出産は医療設備の整っている大きな病院ですることが多いようです。出産時はクリニックのドクターが大きな病院まで来てくれます。

私がローカルのクリニックを選んだ理由は、
①妊婦検診を受けたクリニックが家から徒歩5分もかからない近所にあったこと
②費用が日系のクリニックなどに比べて抑えられること
でした。近さを重視したのは、あらゆる物に興味津々のパワフル2歳児も連れて行くためでした。
出来るだけ 寄り道せずに 帰りたい
また費用については、夫が現地企業の採用で来ているため、補助などがありませんでした。そのため医療費の高いシンガポールで少しでも費用を抑えられたらということも大きな点でした。
2.妊婦健診について

まず、クリニックについて。
通っていたクリニックはネットで探し、口コミで良い評価がされているところでした。
ドクターが1人にスタッフの方が3、4人、コミュニケーションは英語。私は英語がほとんど出来ないので、夫について来てもらい、通訳してもらってました。ドクターは物腰の柔らかい優しい方でした。
しかしコロナ対策のためのサーキットブレーカー(ロックダウンのようなもの)が発動されてからは、クリニックには1人で入らなければならなかったのですが、ドクターがPC画面上でGoogle翻訳を使って説明などしてくれたので何とかなりました。優し〜

妊婦健診の流れは、
受付 →  血圧&体重測定、尿検査 →  診察 →  会計
でした。診察までの待ち時間は混み具合によりますが、30〜40分くらい。診察内容は、ドクターのコンサルテーション(診察)、ウルトラサウンド(エコー)で心音と赤ちゃんの大きさなどを確認しました。
基本的に日本と同じ感じでしたが、一つ違ったのは尿検査の方法。日本では紙コップで採尿しますが、ここではリトマス試験紙みたいな細長い小さな紙を渡されました。
妊婦健診の頻度も日本とさほど変わらず、妊娠9ヶ月までは3週間に1度、妊娠10ヶ月までは2週間に1度、臨月は1週間に1度でした。
3.妊婦健診の料金について

毎回定額でS$119.8。初回はドクターのコンサルテーション代が少し高くS$155.15でした。
妊娠7ヶ月で来たので初期の検査等は受けていませんが、出産直前に細菌の有無の検査(S$55)を受けました。またこちらではサプリを出すことが多いようですが、サプリを出してもらうとS$250前後になりました。全て消費税7%込みの金額です。
日系のクリニックなどと比べると、1回あたりの金額は1/3〜1/2くらいだと思います。
noteに書いていると、書きたいことが沢山出てきて、文章が膨れていってしまいますね。初めてのブログ難しい。
コンパクトにまとめるつもりでしたが、長くなったので、今回は「妊婦健診編」ということにして、次回「出産編」を書こうと思います。

つづく👉

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