シンガポールで出産 Vol.2

どうも、次女のへその緒を自分で切ったMK妻です。「妊婦健診編」からの続き、「出産編」となります。
1.出産する病院について

出産する病院は、通っていたクリニックから提携している3つの病院を紹介されました。
・Mount Alvernia Hospital
・Mount Elizabeth Novena
・Thomson Medical Centre
私は、このうちThomson Medical Centre(TMC)で出産しました。夫が同僚からこの病院いいよと聞いていたこと、またドクターからも薦められたこと(コロナウイルスの影響もあり)から、こちらに決めました。
日本でも実施しているところがあると思いますが、シンガポールでも多くの病院で見学ツアーを行っています。私はコロナウイルスのため外出を控えていたこともあり、面倒くさいのもあり…ぶっつけ本番で望むことにしました。(後々思いましたが、見学ツアーは行った方が良いです!)

病院への分娩予約は、1ヶ月半前にクリニックから登録用紙を渡されて、記入したものを次の健診の時に提出。その後メールで本登録の案内がきて、必要事項を記入して完了でした。
2.出産の流れについて

今回私は無痛分娩で出産しました。計画分娩の予定ではなかったのですが、出産予定日直前の健診で、子宮口が開いてないということで、計画分娩に切り替わりました。

23時頃に病院に行き、受付を済ませたら、病院着に着替えて陣痛室のベッドでNSTをつけて朝まで待機。朝7時頃クリニックのドクターが来て、人工破水。その後、ストレッチャーで分娩室に運ばれて、麻酔注入。(そこからは爆睡。出産予定日の1週間前から緊張でよく眠れてなかったので^^;)
そして14時頃、無事出産!

※分娩室では通常大人1人が立ち会えるようですが、コロナウイルス対策のため私が出産した時は確か誰も立ち会えなかったと思います。いずれにせよ、我が家は夫が上の子のお世話をしていたので、立ち会いは出来ませんでした。それにより、私は自分でへその緒を切る羽目になりました。
3.入院生活について

部屋は、
・Premier single room
・single bedded room
・2-bedded room
・4-bedded room
から選べて、私は2-bedded roomにしました。(クリニック割引で4-bedded roomの料金で泊まることが出来ました。)
部屋にはトイレ、シャワールーム、洗面台があり、綺麗で清潔。また各ベッドにはテレビがついていて、カーテンで仕切られていました。
赤ちゃんのお世話は日本で出産した時と同じスタイル。母子同室で、預かって欲しい時やミルクをあげたい時はナースコールでお願いしました。
毎朝、クリニックのドクターが来て私の診察をし、また赤ちゃんの黄疸や聴覚検査などの診断結果を小児科医が報告してくれました。
面会時間は、9時〜20時。コロナウイルスの対策のため、面会人は大人1人に制限されていて、我が家は出産時と同じ理由で面会には来られませんでした。
退院日は、2泊3日後の午前11時。精算して、赤ちゃんと一緒に退院しました。
4.料金について

総額S$9,010.89(消費税込み)でした。
受付時にデポジットでS$5,000を支払い、残りを退院時に支払いました。この金額には、施設利用費、麻酔費、母子のケア、産婦人科医・麻酔科医・小児科医それぞれのドクターfeeなどが含まれています。施設利用費はTMCは私立病院のため、公立の病院より少しお高めのようです。産婦人科医のドクターfeeは、診てもらうドクターによって異なります。
ドクターfee以外の料金については、TMCのHPに載っています↓

thomson medical centre HP
https://www.thomsonmedical.com/birth-at-thomson/pre-admission/room-rates-packages/

出産を終えて

ここまで「出産編」を書いてきて、読み返すと日本での出産とあまり変わらないし、スムーズに見えるかもしれません。ですが、英語があまり出来ない私は夫の付き添いがなかったため、途中何度もへこたれそうになりました。事前にネットでTMCでの出産レポート(日本人のは見つけられませんでした)やHPを見てましたが、実際は違ったこともあり、何度か頭の中が「???」に。まずタクシーで病院に着いた時に、あれ?思ってた建物とちゃう…となったり。あと母子同室と思ってなかったり、ミルクもらえると途中まで知らなかったり(涙)。見学大事!※今はコロナ対策のため、実施してないかもしれません。

今回一番驚いたのは、出産翌日の朝、診察に来たドクターから、退院は今日にする?明日にする?と聞かれた事です。ん⁇⁇え、今日⁇・・・・かろうじて「tomorrowで」と小さな声が出ました。
今となっては、母子ともに健康な状態で無事に出産を終えられたので、ドクターやスタッフの方に感謝の気持ちで一杯です。
私のシンガポールでの出産経験は、コロナウイルス渦中であったため、病院の対応もいつもと違った部分が、認識している以外にもあったかもしれません。なので、これから出産を控えている方が読まれる時は、シンガポールで出産する際の検討材料の補足くらいで見て頂ければいいなと思います。

おしまい

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