この半年の間に何があったか(中)
(上)からの続きです。
2024年 2月中旬
韓国の企業からフリーランス契約のお話をいただく
「デザインノートPremium」に掲載され、「Creator's Value」にも作品をプロフィールをupして一息ついた直後、私の元に韓国の「MiriCanvas」というところからメールが届きました。早速読んでみると、
私のポートフォリオを見た
自社のポートフォリオのデザインを依頼したい
とのこと。この時はお恥ずかしながら知らなかったのですが、海外では「Canva」のライバルとして知られているサービスで、日本でもサービスを展開させるにあたり、日本向けのテンプレートを制作してくれるデザイナーを必要としていたみたいです。
「デザインノートPremium」に掲載され、何か動きがあればいいなとは思っていましたが、まさか海外からご依頼をいただくとは思ってもいなかったので、またもや半信半疑になったのですが、これも何かのご縁と思い、またもや清水の舞台から飛び降りるつもりで契約を結ぶことに。
かくして「MiriCanvas」で使われるテンプレートのデザインを手がけることになったわけですが、ここからいろんなことをしなければならなくなりました。
2024年 3月中旬
税務署に開業届と青色申告承認申請書を出す
実は私、デザイナーとしての仕事がまだ軌道に乗っていなかったため、法律上はまだ開業したことになっていなかったのです。
しかしながら「MiriCanvas」からの報酬を計算してみると、来年確定申告をしなければならない可能性が出てきたため(赤裸々)、当然開業届も出さなければならなくなりました。
ここで私は税金のことで若干パニック状態に。
というのが、周りに「自分で確定申告をしている人」がいなかったのです。
確定申告って…どうすればいいんだッ!?
こういう時、私は本に頼ります。
それもとても分かりやすい本に。
できれば、全部マンガだとありがたい。
見つけました。
めちゃくちゃ分かりやすい本です。インボイス制度も優しく説明してくださっています。ありがたや、ありがたや。
開業届の提出に合わせて屋号を考える
税務署に開業届を出す際、買い物でフリーランスとして領収書を貰う時に備えて屋号を付けるといいらしい。
これはネットで得た知識です。
屋号…これが一番大変でした。
そもそも私には名付けのセンスがないのです。
それでも一生懸命考えたのですが、
自分の名前を外国語にする
デザインに関係ある言葉を探す
縁起が良い日本語を外国語風にする
国内外問わず、響きが良い言葉を調べる
ぜーんぶ、ダメでした。
何を思いついても既に使われている言葉ばかり。ネットで検索する度にため息をついておりました。
ただ人はどうも、想像もしない時に良いことを思いつくようで、ある日、朝食を食べている時に突然、
自分の名前「美夏(みか)」に「大店(おおだな)」の「だな」を付けて、「MIKADana(ミカダナ)」
というアイデアが頭に浮かんだのです。
ネットで検索しても問題なし。これで決まりました。
こうして私は無事、税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出し、晴れてフリーランスのデザイナーとして開業することができたのです。
(下)に続きます。