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これでもあなたは太りたいですか?

どうもかねまさです。
今日は、 太れば太るほど脳に悪影響が出るというお話をします。
結論から言うと、人間は太れば太るほど脳が痩せ細っていくということです

これは、 アリゾナ大学が発表した論文によるもので、イギリスに住む2万1500人のデータを15年にわたって追跡調査したものです。

これによると、2~4年ごとに全員の BMI と脳の認知レベルを測ったところ、 BMI が高くなればなるほど認知機能が下がったBMIが4.34ポイント上がることに認知機能が 2.22ヶ月ほど低下した ことが分かりました。

人間は、太る事によって脂肪細胞から炎症物質が出るみたいで、これが体内に炎症を引き起こすことが原因だと言われています。

つまり人間は太ることによって炎症物質が分泌されて、脳が炎症を起こし、老化が促進されることが認知機能低下の原因になっているということです。


では、実際にどれぐらい太ったらヤバイのか??

目安としては、太った状態を4年間放置することで体内の炎症は急激に増えてしまうそう。 


さらに、イギリスのラフバラー大学の研究では9652人の男女を対象に体脂肪を測定して、脳サイズをスキャンしたところ、体脂肪が多くなればなるほど、脳の灰白質という部分が縮むということもわかりました。
要するに、体脂肪が増えれば増えるほど、脳が縮むってことですね。

若い人や太っていない人などは、あまり気にならないことかもしれませんが、言い方を変えれば、年をとったときに太っていれば太っているほど、脳の機能は落ちるということです。

注意してほしいのは、これらの研究は「ある一時点における要因と結果の関連を調べる研究」であり、太ったから脳が小さくなったのか、脳が小さいから太るのか、いうことはわかっていません。

ただし、太れば脂肪細胞から炎症物質が出て、脳に悪影響というデータは出ているのでそこはお見知り置きを。

いずれにせよ、太ってからでは体に深刻なダメージがでるのは間違いないので、常にベストな体形を維持するのが大切になってきそうですね。


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