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工藤吉生の『未来』の短歌

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歌誌『未来』に掲載された短歌のまとめ。2016年1月号から。彗星集。 投げ銭方式なので、無料ですべて読めます。
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2017年3月の記事一覧

「未来」2017年3月号に載った短歌

「未来」2017年3月号に載った短歌

予備校をのぞいてみるに勉強に必要なのは白色である

右からはラ・カンパネラ左からラップ聴こえる日常の昼

出したくない四千円をさしだすと野口英世は同一の顔

ぶっ飛ばすとテッペイ君に言われたよ痛くないならぶっ飛びたいな

あきらかに・まぶたのつもりで・一匹の犬を・閉じてる人・おるよねえ

「いちご」って答えて急に恥ずかしくなった中学一年のころ

エスカレーターの手すりをむっと見ていると汚れがあって

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