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サクラキオ
2020年8月8日 14:36
美しい顔をした恋人と水に囲まれた街に住み始めて丸3か月が経った最初の2週間、同じ家に住みながら「この人、早く帰ってくれないかな」と呪詛の言葉を呟きながら過ごした、あの地獄の14日間段々とわたしが彼の衛生観念の低さ、および炭酸水やミネラルウォーター、ドレッシング等のキャップ類をどうしてもしっかり締められないだらしのなさを許容し、彼がわたしの、時折起きる癇癪や、夜中に感情が高ぶり泣き出す奇行に