《Album review》SixTONES "1ST"
あけましておめでとうございます。
YuCHaNです。
年始のご挨拶が遅れてしまいました。年末年始怒涛でした。だって...ね。
祝、SixTONES 1stアルバム『1ST』発売(拍手)
この数ヶ月SixTONES中心の生活です。
年末は紅白含む大量のテレビ出演、アルバム発売、on eST配信3日間ということで、もう追いきれない、時間足りない。
なんですが、どうしてもこれだけは書きたかった。
SixTONES 1stアルバム『1ST』レビュー
10年弱ぶりに手にしたジャニーズのアルバム。
聴いて驚きました。今までの概念が完全に覆りました。
ここまでできるようになっているのか今のジャニーズ...。
語彙力と表現力が圧倒的足りないわたしですが、感動と驚きから、文字に起こしてみたくなったのです。
これを読んで聞いてみたいなと思ってくれる方や、1部だけでも共感してくださる部分があれば、嬉しいなと思います。
(なお原石盤に収録されているジュニア時代の曲は今回省きました。新規のわたしが書くに値しないので...。)
全形態共通曲
1. ST
力強い6人のハモリとインストが見事にマッチしたイントロでグッと心を持っていかれる。
サウンドのみでなく、歌詞もロック。ペンライト投げ捨てて、こぶし上に掲げて頭を振るフロアを想像した。
2番Aメロのベースが鬼かっこよすぎて、コピーできるならしたいくらい。より2番のロックさが際立つ。
その後のじゅり君タイムはもう...(言葉消失)。STがたくさん散りばめられてて感動した。
2. NAVIGATOR
わたしが「お?ストの曲めちゃくちゃかっこいいやん?」ってなったきっかけの曲。
イントロから最後まで、ストリングスの音が印象的で、インスト聞いてて気持ちがいい。疾走感。特に間奏部分。
そしてきょもの『Hey you!』のインパクト。
アルバムに入ってないけど、NEW ERAに入ってるReアレンジのが好きすぎてずっと聞いてる。
3. Special Order
聞いた時に、Monsta X(以下、もねく)の曲っぽいなぁ、K-popっぽいなーって思ったら...もねく作曲されてる方だった。そりゃ聞き馴染みあるわけだ。配信アルバムの中の曲までされてたわ、御用達か。
大好きなOh My...ライブでめちゃくちゃ楽しいんだ。
って話それました失礼。
なのでK-popペンだった友達はこの曲好きって言う。
言われなきゃジャニーズのグループが歌ってるなんて思わないし、こんな曲もできちゃうのかSixTONESと驚いた。ジャニーズでこの手の曲歌ってるグループ見たことないですよね?!
じゅりくんラップからの、きょもの高音ボイス。痺れる。鳥肌。
4. NEW ERA
ロックサウンドに和要素が散りばめられてて、めちゃくちゃ新しくて新鮮だと、初めて聴いた時に感じた。
どこまでジャンル幅広いんだ?
ジェシーのパートで落ちるところが、曲のラストスパートに向かっていい切り替えになっている。
5. Curtain Call
タイトルをみたとき、バックオーケストラの華々しい壮大な曲なのかと勝手に想像してたけど、優しいmellowな曲だった。
ギターイントロに入ってくる北斗の優しい声。切なさを誘う。
2番からビートが変わり、間奏のギターの爽やかなメロディーから、サビの転調。クライマックスを予感させる。
歌詞は切ないんだけど、前向きな気持ちを感じる曲でもある。
「これでいいんだと何度も呟いた」の甘いじゅりくんの声で毎回胸がキュッとなってます。
6. Dance All Night
EDMダンスチューンで、全編英語詞。
めちゃくちゃお洒落。
イントロでお?って思わせて、そこからのじゅりくんパートにきたきたきた〜!と心躍る。自然とビートに合わせて体が揺れる。
ずっと同じリズムビートで来るかな?と思いきや、2番サビ後Cメロが挟まることで、雰囲気変わり、メリハリが効いて、ラストに向かってまたボルテージが上がる。
会社で流したい。サブスクないのがほんとに惜しい。
7. S.I.X
楽しい!!とにかく一緒にCLAPしたい!!
DANが思ってたよりも落ち着いてたんです。なので、DANからのS.I.Xのという、このアルバムの曲順は、なかなかミソな気がする。
じゅりくんのラップが優勝。
ライブの光景が頭に浮かんだ(oneST想像通りだったかっこよかった)。
ずっとラップぽいフレーズをメンバーが順に歌っていくのだが、メロディアスな曲も上手いのに、ビートで聞かせる曲も卒なくこなしてしまうなんて。
8. Coffee & Cream
DAN、S.I.Xとテンション高く上げてきて、甘々SixTONESよ。感情の整理がつかない。
この手のHip-Hopは、ほんとに好きすぎてですね。You & I、love u...、So addictedときてこれですか。やってくれましたねSixTONES。
ピアノの音が優しく、明るい朝、ほんとにコーヒー飲みながら聴きたくなる。
ゴリゴリのラップも大好きだけど、甘めじゅりくんにラップも大好きで、とても合っててよいなと思ってます。
9. Imitation Rain
大事なデビュー曲、わたしが感想書くなんておこがましい。
この曲なくしてSixTONESなんぞ....!
きょもソロパートは何回聞いても胸にグッとくる。
10. Lifetime
アルバム最後にバラードもってくるアーティストは強いと思ってるんです。ここまでの曲に自信ないと、ここでバラード持ってこれないと思っていて。
普通に聞いて、泣きました。
全員のソロパートをじっくり聞くと、より。
映画のエンディングかのような壮大さ。歌詞をみるといろんな想いが詰まった曲だなと。今の状況下だからこそより沁みる。
B盤:音色盤収録曲(ユニット曲)
EXTRA VIP(JESSE & TANAKA JURI)
Hip-Hopゴリゴリできてくれないかな?って思ってたら、待ってました。帝王感がはんぱなかった。
じゅりくんのラップのワイルドさに、透るジェシーの声が相まって、クールで大人っぽい雰囲気に。
じゅりくんのラップの技術力の高さと、ジェシーの歌のうまさがないと実現不可能な曲かと。
もっと今後ゴリゴリのやつ期待してる。
My Hometown(Kochi Yugo & Morimoto Shintaro)
サーフ系サウンドというらしい。
爽やかで、ピースフルなメロディと歌詞。ゆごしんにぴったり、ゆごしんだからこその曲。
聞くとすごく心がホッとして、落ち着く。ちょっとウクレレっぽい音がしていて、砂浜と青い海が頭に浮かぶ。
晴れた日にルンルンで歩きながら聴きたい。
ってあなた(Kyomoto Taiga & Matsumura Hokuto)
曲名で「ん?」ってなって、全曲ティーザー出た時も聞いて、「ん?」ってなって、ちゃんと歌詞みても「ん?」ってなって。わたしの中で理解し切れんこの歌詞。
でも、2人のハーモニーの世界観に、ついつい聞いてしまう。
なんといってもこれはMV。ほんとに惹き込まれる。
セカンドシーズン求む。
通常盤収録曲
うやむや
衝撃。
この一言に尽きる。うやむやにされ続けてたから期待値はあがってて。でもその期待を遥かに超えてきた。本アルバムNo.1といっても過言でない。
最初のジェシーの歌い出しに耳を奪われてから、美しいピアノの旋律。歌割りが公式から出てますが、綺麗に順に折り重なっていく。そこにじゅりくんのラップがアクセントとなる。
ジャンルだと何になるのかな、ボカロかな。
ボカロ通ってきてないのですが...これは万人誰が聞いても度肝抜かれるんじゃないかなと。ジャニーズといえば余計に。
通常盤だけにいれてくるところよ。
Mad love
Hip-Hopすきなんだって...また英語詞なんだって全部。とある曲名が入ってたりもして。
ビートが深く、とてもセクシーでアダルト。
じゅりくんの最初の入りの声でなんか耳がやられた。どっかいかれた。最後でもやられた。完全にどっかいかれた。
Telephone 1ST ver
とてもパワーアップしたTelephone。
なんといってもギター音がたまらん。特に間奏(生音求む)。ロックさが増して、よりワイルドなTelephoneに仕上がってました。
オリジナルも好きだけど、エッジの効いたこのverも悪くない。
後書き
10年前、まだジャニーズの曲は聞くと、ジャニーズだなってわかるような曲がほとんどだったと思う。
しかし、SixTONESの1STは、違った。
ロック、Hip-Hop、EDM、バラードなど、言われないとジャニーズとわからないのではないかと言う曲ばかり。
王道のアイドルソングは、原石盤に入っているジュニア時代の曲くらいじゃないだろうか。
SixTONES、ジャニーズファン以外がこのアルバムを聴くと、ジャニーズソングに対する価値観が変わるのでは?と思う。
なにより、わたしがこれまでたどってきた音楽の好み全てが詰め込まれた1枚。この1枚ですべてが網羅されている。
ここ数年で最も衝撃を受けたアルバムじゃないかな。
聴けばきくほど面白い。バラバラなようでまとまってる。シャッフルして聞いてみたんだ。しっくりこない。こんなにバラバラなジャンルだから違和感ないと思ったんやけどな…。
おそらくこれからも期待を上回る音楽を届けてくれるに違いない。
すでに4thシングルの『僕が僕じゃないみたいだ』は、うってかわって、ポップソング。アイドルソングも大好きだし、聞いてすぐに好きだなって思った。
どんどんSixTONESらしく、サプライズに溢れた音楽を届けてほしいな。
ほんとうにこのタイミングでSixTONESに巡り会えてよかった。
1STを手に取ることが、できてよかった!
ぜひこのレビューを読んで聞いてみたいと思った方がいれば、YouTubeにダイジェスト上がっているのでご覧ください。
でもやっぱりフルを聴くべき。
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