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カリフォルニアのマイヤーレモン

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

カーテンを開けたら

朝日が昇った頃に、カーテンを開けてふと外を見ると、緑色だったマイヤーレモンがだいぶ色づいて黄色くなってきました。東側の庭に植えたレモンの隣は、大きな梅の木があります。大御所になった木は母が植えたもので、最盛期には梅がごっそり取れて、料理好きだった母はせっせと梅を取り、土用干しをして、カメ一杯に梅干しを作っていました。なので、おかんのお弁当にはいつも、その梅干しが載っていました。レモンの木は梅の木に遠慮して、大きくなりませんでした。実も長いこと付けず、「植えた場所が悪かったのかなあ」と思っていました。そうして数年が経ち、レモンの木は背は低いながらも枝を張り、立派に実を付けるように育ちました。何個あるのかなと数えてみたら28個ありました。

すっぱくてすっぱくないよ

マイヤーレモンは、オレンジとレモンの自然交雑で誕生したといわれる品種です。レモンほどすっぱくなくて、食べやすく皮も薄くつるっとしています。その皮は、すりおろして料理やお菓子作りに使えます。もう少し待って収穫しようと思っています。

出会い

おかんはこのマイヤーレモンに初めて出会ったきっかけは、およそ20年前、カリフォルニアのバークレイに住んでいた時です。教会に通っていて、そこで一人の女性と出会います。新天地で、知り合いが誰もいなかったおかん。教会に通って友達になれる人を捜していました。

ウェルカムランチ

その教会はUCバークレイ校の木々の先にあります。真ん中の石畳を進んで行くと、その大きな教会が見えてきます。教会では初めて来た人に、ウェルカムランチをご馳走してくれました。丸いテーブルが並ぶホールの部屋に礼拝を終えた人達が集まってきました。日本人のテーブルとおぼしきグループの中の一人がおかんに向かって、手招きをしてくれました。その中にいたショートカットの似合う女性が、後に友人になったアーリンです。

アーリンの家

彼女と教会で出会ってから、一緒に買い物に行ったり、食事をしたりして、親交を深めていきました。ある日、アーリンが寄りたい所があるからと、彼女の車で、可愛らしい家に到着しました。何でも、その家は彼女の別宅で、今は人に貸していると言います。「今日はこのレモンを取りに来たのよ」と玄関ポーチの横を見ました。そこに植えられていたのがマイヤーレモンの木だったのです。二人でレモンをもぎながら、「このレモンはマイルドでおいしいのよ」と教えてくれました。

そして今、庭にマイヤーレモンの木が実を付けています。笑顔でやさしかったアーリンとカリフォルニアのことを思い出しました。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃



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