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人生ずっとドギマギしてます

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

シャイな子ども時代

小さい頃、おかんはシャイな子どもでした。小学校から中学校時代は自分から手を挙げて授業で発言するのがとても苦手で、答えがわかっても手を挙げない子どもでした。座席はずっと一番後ろで「先生の姿は遠く彼方にあり」という感じでした。背の順で座席が割り当てられていたので、背の高いおかんは一番後ろの席だったのです。困るのは、先生が手を挙げなくても指名してくる時です。ドギマギしながら立つと、前に座っている子たちが一斉に振り返って見るので、いっそうドギマギして上手く答えられなかったのです。

慣れても

大人になったおかんは少しずつ場慣れをしていきます。それでも少人数で気楽に話すことができても、何かの会合や集まりで話すのはやはりドギマギして苦手です。

序章

月に二回ほど昨年の秋から、朗読の会に参加するようになりました。10人くらいの集まりで、一回ずつ先生が代わります。教室にテーブルと椅子が設けられて先生を前にコの字型に座っています。先日は夏目漱石の「夢十夜」という短編の中から、第一夜を朗読しました。これは1908年に東京朝日新聞に連載された10の不思議な夢の世界を綴った中の一篇です。発声練習の後、順番に読み進めていきます。途中先生が「ここは死んでいく人の言葉だから、そんなに元気に読まないで」とか「100年も経った後の言葉だから、そんなに軽く読まないように」と、なかなか厳しいアドバイスを賜ります。そうすると格段の出来で、二回目以降はみなさん良くなっていくからすごいですね。

どぎまぎくん登場

ここまでは「朗読ってやっぱりいいよね」となります。だって、普段読まない作品もかじることが出来るし、何よりも声に出すって気持ちいいなーと。がしかし、おかんにとって試練もあるのです。何がって。ほら、あれです。あの「どぎまぎ くん」が顔を出すのです。一通り練習が終わると、二人一組になって、短編を朗読することなりました。お隣の女性とおかんは前半と後半に分けて発表しようと決めました。他の組の朗読を聞いて、いよいよおかん組の出番です。前半はおかんで始まりました。「こんな夢をみた」と思いを込めてゆっくりと、先生に教わった通りに読めました。読み進めていくうちに、心臓がドキドキしてきました。鼓動が聞こえてくるようです。でも読み進めていきます。今度は胃の辺りも熱くなってきて「イタタ」という状態に。でもおかんの声は教室に響きわたり、朗読は続いていきました。ようやく前半を終えて、バトンタッチ。そうしておかん組は終了となったのでした。

いまだに人前でドギマギしてしまうおかん。きっとずっとこんな感じかもしれません。たくましくて強そうに見えるアラカンのおかんですが、実はシャイだったのでした。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃












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