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私が心動かされた言葉

私は20歳ごろから、いつか見返した時にパワーをくれるであろう言葉たちをノートに記してきた。
今日、遡るノートは17年〜19年頃の21歳〜23歳頃に私が記録した言葉たちであり、今の、25歳の私が覚えておきたいものだけをピックアップして、このノートとはお別れしようと思う。(断捨離!)
見返すと、本から抜き出した言葉と共に、仕事とは?や、仕事との向き合い方などの言葉も書かれていて、当時の葛藤を思い出さないこともない。
4年前が遥か遠い日のように感じるのは、生きやすい場所を自分で見つけ、移り住んだからだろう。人間は変わっていく生き物だから、4年前も私だったのだろうけれど、今の私とはまるで違う生き物だったようにも思える。


《朝井リョウ》
絶対に「見ている人」よりも、自分から「踊る人」になった方がいい。

《山崎ナオコーラ》
どんな生活でも、どんな生き方を選んでも、その人が毎日を幸せに送れているのなら、その人の勝ち。

仕事が終わった後に、文庫本一冊と缶ビール一本買って帰るのが、一日の終わりの楽しみなんだ。部屋で読書したり、CD聴いてると、生きているって感じがするよ。文化ってすごいなぁって。

《海辺のカフカ / 村上春樹》
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

《スープオペラ / 阿川佐和子》
自分のだめなとこよも嫌いなところも認めた上で、自分を好きになりなさい。
人間ってのは弱いからさ、結婚とか会社とか肩書とか派閥とか親子とか兄弟とか、名称をつけて区分したがる習性があるんだ。そうしといた方が、どこに属しているか分かって安心できるからさ。でも、本当はそんなもん必要ないんだって。どこの誰であろうと、毎日を充実させて生きていくことの方が大事なんだよ。

《気分上々 / 森絵都》
人はむしろ他人を大切に生きるべきではないのかと。家族は選べないけれど、他人は選ぶことができる。家族の数は限られているけれど、他人は無限に開けている。

これからの人生、よりよく生きるためには自分革命しかないんだな。

《僕は、そして僕たちはどう生きるか/梨木香歩》
「泣いたらだめだ。考え続けられなくなるから」

確かに泣いている間はものが考えられない。
よく「泣きたい時は思いっきり泣け」とか言うけど、それは泣いて色んなものを発散させ、気持ちをすっきりさせる効用があるからだ。さもなくば甘い自己憐憫に浸る心地良さがあるからだ。

《ハゴロモ / 吉本ばなな》
お母さんは人間は、絶対に無理をしてはいけないっていつでも言ってた。無理が全ての悪いことを生み出すんだって口癖みたいに言っていました。

《太陽のパスタ、豆のスープ / 宮下奈都》
自分が頑張れなくても、開き直らず、卑下もせず、いちばん後ろからゆうゆうと歩いて行こう。

《20代にしておきたい17のこと / 本田健》
20代だからこそ好きなことをやりましょう

自分が人に愛されるようになりたいと思う気持ちがモチベーションになっていく。

《暮らしのヒント集》
朝起きたとき、お昼の休憩、寝る前に大きく深呼吸をしましょう。何度か繰り返すと、酸素が行き渡ってリラックスできます。

無理をしない。素直でいる。
この心がけを忘れなければ、人は人として十分に生きていけます。

今したいと思っていることを全部書き出してみましょう。書くとなると意外と難しいものです。しかし、書き出してみると思いのほかすっきりします。

《大前研一》
よく、水に落ちたら底まで沈んでから地面をければ浮上するという。真実だろう。

《3時のアッコちゃん / 柚木麻子》
今いる場所から離れても、あなたがやっていける場所は絶対にあるの。

《東京タワー / リリー・フランキー》
今いる場所の自由を、限られた自由を最大限に活かしている時こそが、自由である1番の時間であり意味である。
就職、結婚、法律、道徳。面倒で煩わしい約束事の柵に、区切られたルール。自由はそのありきたりな場所で見つけて、初めてその価値がある。
自由めかした場所には、本当は自由などない。自由らしき幻想があるだけだ。

《シーモアさんと大人のための人生入門》
私は孤独を糧にしている。ひとりの時間が不可欠だ。

多くの人は内なる源泉を利用することを知らない。

《? / ?》
人生ってきっとワタクシたちが考えているより、二億倍自由なのよね。これから先、もし自分に分からないことが起きたときには人に聞けばいいし、自分にできないことがあれば人にやってもらえばいい、それが人生じゃない!

いろいろとどうでもよくなってからが始まりだ

評価されることを惜しまない

楽しむために踊るんだよ。人からどう見えるかなんて気にしなくていい。そんなのはプロのダンサーに任せておけばいいんだ。

人に言われて従う行動には「不満」を感じやすいです。反対に、自分で考えてやっていく行動には「不安」を感じやすいです。
どちらの道を選択しても、良いところもあれば悪いところもあります。その悪いところも含めて、心から納得できる道を選ぶことが大切です。
あなたが大切な判断をするときは、失敗よりも行動したあとに、どんな自分になれそうかを基準に捉えるといいと思います。

お金と時間と体重に余裕を持つと、人生かなりいい感じになる。

世間の目はあってないようなもの。妄想と言っても過言ではありません。

悩むことよりも、自分というものを生きている上で思い切り使っていこう、ムダにはしたくないとも思ったんです。

必要なのは勇気ではなく、覚悟。
決めて仕舞えば、すべてが動き始める。
大事なのは選んだ後、どう生きるか。
物事を明るく受け止めて、ひたむきな人は、何を選んだとしても結局、「これを選んでよかった」と笑うのだから。

simple=powerful
頭がシンプルな人ほど、行動はパワフルだ。


かなり厳選して、このくらいにしておく。
生まれ育った土地と、都会のあくせくとした速さに順応できず、どこか上の空でいて、自分の将来がどうなるかも分からずに、周りと歩幅を合わせようと葛藤していた私がノートの中にいた。

「生まれる場所をまちがえた人々がいる。彼らは生まれたところで暮らしてはいるが、いつも見たことのない故郷を懐かしむ。生まれた土地にいながら異邦人なのだ。…ときどき、わけもなく懐かしい場所に行き着く者がいる」
この月と六ペンスの一節が、私の中でとてもしっくりきた。
私の本能的な部分が、不器用ながらに本から、心を動かし、勇気に変わる言葉を見つけ、なるべくして導かれてこの土地に来たと思うと、随分と都合がいいが島にもっと愛着が湧く。

言葉とは、支配されることは避けたいが、弱ったときや迷ったときに、パワーを貰う付き合い方をしていたい。そして、日々の逃避行への道標。

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