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建築設計事務所の新しいカタチ

我々KURUは、創業35年になる建築設計事務所ですが、
建築設計事務所として新たなチャレンジをしています。
一言で言うと「場のビジネスを共につくる建築設計事務所」です。

デザインとビジネスの大きな壁

設計事務所への依頼のほとんどは
「この場所にこれくらいのコストとスケジュール
ホテルを建てたいので、デザインしていただけますか?」
と言われます。

この時点で、場所も既に決まっているし、コストも決まっています。
その中でデザイン会社はクリエイティビティをいかに発揮させるかが重要。それが決して悪いことではないのですが、

でももしかしたら
そのコンセプトのホテルをやるとしたら別の場所の方がいいかもしれないのでは?
そもそもホテルだけよりも違う用途が混ざっている方がいいかもしれないのでは?
となってもいいかもしれない。

しかし、開発においてデザイン(建築)とビジネス(不動産)には大きな壁があり、上記のような議論になることはほとんどありません。

最近でこそ、「デザイン経営」などが提唱され、デザインはビジネスサイドにもっと関わっていくべきとの潮流はあるものの
金額の大きさやそれに伴うリスクのため、建築や不動産の領域はまだまだビジネスとデザインは遠い距離感。

我々はそこをつなげる建築設計事務所でありたいと思っています。


場のお困りごとをチームで解決する

そんなことを言い続けていたら最近は
「土地が余ってるんだけど、どう活用していいかわからない」とか
「やりたいことはあるけれど、どうやってその場所をつくっていくかがわからない」

といったご相談をいただくことが増えました。

メンバーも設計デザイナー以外に企画メンバーも増えてきて
そんな動きに共感する外部パートナーの方々も続々と。
(まだまだメンバー募集してます!)

面白い場を作るには、デザインも必要ですが、開催するイベントだって、
提供される食事だって、伝える言葉だって、必要。
それをチームで作っていく。

このように領域を横断する動きが建築設計業界全体に良い影響となることを信じ、
どんどんチャレンジしていきたいと思います。

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