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noteはじめて一週間…未だ迷走中。。。

きっかけは、お付き合いのあった不動産屋さんの日報ブログ

日々のお仕事を記録するって良いな

これまで私は、どのくらい珠数をつくってきたのだろう

と思い
noteやってみようかな
になった訳だけれど
珠数だけ載せても見られないだろうな

ちょっとくらい見てほしい

京都の話を混ぜながら、珠数も見てもらえたら…
と思ったのだけれど

コレ続かない

たいして見られていないのに
”見てほしい”を意識してしまい
当初の目的である”記録”がおろそかになる

ヤメた

日記と名付けたのだから
日々の仕事を記録していく
沢山の人に見てもらおうとせず
当初、自分がやりたいと思ったことをやってみる
一先ず、これで続けてみようと思う

それでも興味を持って見てくれる方がいたら嬉しいです。
珠数の購入を検討されている方の参考になったら嬉しいです。


本日の珠数つなぎ


黒柿 尺二寸玉 本琥珀仕立 

琥珀は割れやすいので、扱いが慎重になる。
穴口とか簡単に欠ける。
ぶつけたり落としたりしないよう、気をつかえる人にオススメ。

アコヤ真珠7㎜ 水晶仕立

イミテーションも多い真珠。
でも永く大切に持ちたいと思うのなら、やっぱりアコヤ真珠がオススメ。
淡水真珠には淡水真珠の良さもあるので、良さを分かる方には勧めるけれど、”テリ”という点ではアコヤ。ツヤ感が全く違う。
しっかり巻きのある本真珠(アコヤ)は、たとえ変色してしまっても磨き直しやクリーニングをお願いできるものが多いはず。
お持ちの方で気になっている方がおられたら、真珠屋さんに相談してみて。

御修理品 真言宗念珠  アベンチュリン
よく使い込まれている

毎日のように御念珠の修理品が届く。
そして新規でつくるよりも、めちゃくちゃ気をつかう。
よく使い込まれている珠数は、それだけ重宝されて働いてきた念珠。
たとえ石の素材でも、簡単に割れることがある。
ヤバそうだな…と感じると、すぐに糸を取り直して細くする。
知らない人からは「紐を通すだけで、そんな時間かかるの?」と言われてしまうこともあるけれど、珠穴の大きさや素材の特性に合わせて、糸の本数を調整して組み上げている。
私の知る限り、日本で本式の宗派念珠をつくれる珠数屋さんは皆、そうしていると思う。
だから念珠修理は時間がかかる…ゆるして。

めったにお目にかかれない

何かと気を遣う念珠修理をしていて、これは職人冥利と思う時がある。
めったにお目にかかれないような珠数に、お目にかかれた時。
その一つ、沈香(ジンコウ)。
アロマに興味のある方は、ご存知の方も多いかも。
でも、そういう方でも本当に質の良い沈香を目にする機会は、なかなか無いのでは。
この沈香、全体的に色も良く、粒も10㎜くらいある。
何より香りが良い。
袋を開けた瞬間、良い香り。
作業中、周辺ずっと良い香り。
たぶん、この仕事してなかったら一生ふれる事なかったなと思う。
今いくらぐらいするのだろう…とか頭よぎるけど、そんなこと考えてたら作業できなくなるから、一瞬で振り払う。
慎重に、とにかく慎重に。


おしまい👋また明日

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