「うちに来る？」なんて言えずに終わる人生

このセリフ、今まで言ったことないなあ。
一人暮らしをしている前提で、友人や恋人、さらには家族にも言えないかも。
会う場として気軽に自宅を提案する人もいるけど、私には無理だ。

一人暮らし歴も長いけど、学生の頃からこのセリフは言ったことがない。
予定を決めて誰かが泊まりに来ることはあったけど、”急に来る”なんてことはなかったな。
必ず断っていた。

理由その１。
部屋が散らかっていたから。
これは特に学生から２０代の頃の理由。
特にあの時期は部屋に物が多かったし、自分の使いやすいようにあちこちに物が散らばっていた。
他人に散らかっている部屋を見せるのは絶対に嫌だったな。

理由その２。
部屋に他人を入れるのが嫌だから。
今はこっちの理由の方が強い。
部屋は自分だけの空間だと思っているので、他人が入るのにどうしても違和感がある。
それに潔癖症まではいかないけど少し神経質なため、人が入ってきたときに汚れるのが嫌。
自分が汚すのと誰かに汚されるのとでは違うのよね。
同じ理由で、誰かの家にあがるのも実はちょっと苦手。

理由その３。
ホストだと気をつかって疲れるから。
自分の部屋に人を招くと、あれこれ必要なものを用意したり部屋の説明したり、つい至れり尽くせりな対応をしてしまう。
余計なことしないでねのけん制も含まれているが、不便な思いをさせないように頑張ってしまう。
不慣れなせいなのかな。
泊まりに来るときとかは翌日丸一日休みたいくらい疲れる。

自分の部屋は自分だけの聖域だと思うくらいに大事に思っているようで、誰かを安易に迎え入れる場所だとは思えないのよね。
だから泊まるならホテルとか旅館の方がいいし、お店が無理なら貸スペースとか借りて遊んだほうが気が楽だわ。

神経質すぎ？笑
同じような人もいるとは思うんだけどな。
身近ではあんまり聞いたことないから意外に少ないのかな。
こう思っている人は声高に主張しないだろうから知らないだけかもしれないけど。