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トイレの水が止まらなくなった時の圧倒的無力感

トイレの水が止まらなくなった。
どうやら何かが壊れたらしい。

『推し、燃ゆ』の冒頭みたいな始まりにしてみた。

いつも通りレバーを回して流したら、それから水がずっと流れている。
いつまでも止まる気配がない。
出かける直前だったのにさ、参ったね。

もう一度レバーを回そうとしたけど、何の抵抗もなくブラブラとくっついてるだけ。
タンクを外して覗いてみると、全然水が溜まっていない。
もうこれ、絶対何かが壊れている。
すぐに管理会社に連絡。
指定の業者さんがすぐに来てくれることになったけど、元々の予定もあったみたいで結局完了したのは4時間後くらいかな。
レバーにつながる弁がぽっきり壊れて、タンクに水が溜まらない状態になっていたらしい。
到着して30分もくらいで修理完了。良かった。

待っている間ずっと水を流しっぱなしにしておくのも嫌だし、ひとまず水道管の元栓を閉めてみた。
トイレも洗面台も使えないから、極力じっとしていたわけですよ。
元々予定していた外出はして、その時にトイレに行ったりとやり繰りしたわけで。

数時間の格闘だったけど、けっこうピンチだったな。
水が止まらなくなった焦りと、業者さん待ってる間の不安と、今日中に直らなかったときの想定と、いろいろ考えていたらヘトヘトになったよ。
でもトイレから水が溢れる系の故障じゃなくて本当に良かった。
もうそうなったらパニックに陥っていたと思う。

なんて無力なんだ、私は、、と思ったね。
トイレが壊れたときは、学歴も職歴も受賞歴も経験も地位も名誉もすべてが無力。
筋肉やお金ですら役に立たない時があるのかと。

なんてね。

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