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22歳最後の日に、激動の一年を振り返る。

今日が22歳最後の日。
激動すぎたこの一年を振り返ってみようと思います。

まずは、昨年の10月。

当時毎月やっていた参加型イベント「遊びまみれ」真っ只中で、
みんなに誕生日を祝ってもらった。

たった一年前なのにもう遠い昔のことのようだ。

そして、11月・12月と遊びまみれは続き、
このまま順調に行くと思っていた。

だけど、
うまくはいかなかった。

年が明けてすぐ、
一緒にイベントを作っていた相棒が、
心の病で音信不通になった。

それにより遊びまみれは休止。

イベントで飯を食うために始めた、
これまでにない本気の活動に、
強制的に終止符を打たれた。

応援してくれた人への申し訳なさに加え、
これから何をしていいのかさっぱり分からなくなって、
絶望した。

途方に暮れていた。

そんな最中で大学を卒業した。

新社会人として羽ばたいていくみんなと、
何もできていない自分をくらべて、
もう生きていくのが嫌になった。

ただ、そんな時も前から決まっていたイベントが、
一本だけ残っていた。

「24時間卒業式」だ。

こんなことになるとは露知らず、
半年前から準備していたビッグイベント。

このイベントは、相棒がいなくなったに留まらず、
それ以降、数多の悲劇が襲ってきて、
何度も中止にしかけた。

イベントを初めて7年。

こんなに、開催までにハプニングが起きたのは初めてだ。

僕の精神は全く安定しないまま当日を迎えた。
スタッフも大いに不足した状態で、
開始時刻を迎えた。

迎えざるを得なかった。

僕は、24時間MCしたあと長距離駅伝をするという、やったことない挑戦もした。

色々ギリギリだった。

でも、今となってはその「ギリギリ」がフィナーレの感動を加速させた。

一生忘れない思い出が、また一つ増えた。

僕はこの時にうっすら感じた。
「悲劇って希望の材料かも」と。


そして、この勢いにのって、
遊びまみれ復活!!

というわけにはいかず。

いまだに相棒とは連絡が取れないし、
「新型コロナウイルス」ってわけのわからん敵が日本中を襲った。

うまくいかないことだらけだった。

再び何もやることがなくなった。

また絶望した。

そんな折、ひょんなことから、
「オンラインバー」を始めた。

毎週土曜にみんなでzoomで話すというもの。

かれこれ何ヶ月も誰とも話していない。

そんな僕がzoomを解放しても、
誰もきてくれないんじゃないかと思っていた。

最初はとりあえず一回やってみることにした。

1人、また1人と、zoomに参加してくれた。

気付いたら10人くらいで4時間喋っていた。

「もう少し続けてみよう」
ということで毎週やってみることにした。

そして、その翌週からは、
テレビマンのおすぎさんに声をかけられて、
オンラインバー終わりで、YouTubeの生配信をすることにした。

放送開始直前におすぎさんに問いかけた。
「タイトルどうします?」

5秒くらい考えておすぎさんが答えた。
「喋りまみれ、で、どう?」

なんだか懐かしいタイトルだった。

気がついたら、
楽しくて、
オンラインバーも喋りまみれも
かれこれ20週くらいやっている。

1週間、辛いことがあってもこの居場所で話せば誰かが笑ってくれた。

僕はこの時になんとなく感じた。
「悲劇で誰かを笑わせられるかも」と。


オンラインでみんなと密に関わった。

そしたら、全国から集まってくれるようになった、

そして、今までよくイベントに来てくれて人ともより深くいろんな話をできるようになった。

すごく居心地が良かった。

「オンラインでも、みんなの”放課後の公園”みたいな居場所を作れるかもしれない」

そんなことを思い、
「遊びまみれ」を1人でオンライン化してみることにした。

たくさん

とは言い難いけど、
少しずつ少しずつ、遊びに来てくれた。

そして、リアルの時と変わらない盛り上がりを見せた。

このとき思った。
「あれ?毎月開催していけるかも」

久しぶりに自分の中で熱いものが煮えたぎる音がした。


毎月開催にするにあたって、
初めての人も来やすいように、
お試し版的な立ち位置で、
参加無料のSHOWROOM生配信「遊んでいいとも」を始めた。

週3回くらい、大喜利やクイズをやってるんだけど、

放送後には30分〜1時間くらい
「反省会」と称して、
めちゃくちゃくだらない話をしている。

そこで更に、みんなと仲良くなれている気がした。

思えば、「新型コロナウイルス」がなければ、
オンラインでこんなにいろんな活動をしようだなんて思わなかった。

「新型コロナウイルス」は確かに憎き存在だけど、
決して悪いことばかりじゃなかった。

だって、オンラインにしなければ、
会えなかった人がいて、
仲良くなれなかった人がいるから。

いいことばっかな一年じゃないけれど
決して悪いことばっかじゃない。


「悲劇は喜劇になるかもしれない。」
そう確信した。


明日、23歳になる。
正直、来年のことなんてどうなるかわからないし、
来月のことすら、明日のことすらもわからない。

考えても仕方ないなんて境地に達した一年だった。
そんな人も多いと思う。

だから、次の1年の抱負なんて、正直言い切れな
い。
そして、この一年を振り返り、「いいことばっかな一年」とも言い切れない。

でも、間違いなくいろんな意味で成長した年だっ
て、
「いい一年」だったことに違いない。


僕を成長させてくれた人や出来事、一つ一つに感謝
しなければいけない。



明日、23歳になる。
一年半ぶりにトークライブをする。
テーマは「悲劇is喜劇」
この一年半にあった悲劇を笑いに変える挑戦。

あとひと席だけ余ってます。

「満員御礼」って言いたいので良かったら遊びにきてね。

アーカイブ付きの有料オンライン配信もあります。

詳しくはこちら

そしてもちろん今月も遊びまみれオンラインがある。

こちらはまだまだチケットたくさんあるので、
よかったら来てください。

詳しくはこちら


昨日、遊びまみれを通じて仲良くなったみんながサ
プライズで誕生日を祝ってくれた。

そして、朝まで、ボードゲームしたり、
語り合ったりしてたんだけど、

全くお酒を酌み交わしたり、
賭博をしたりは1ミリもしていなかった。

でも、年齢も住んでるところも職業もバラバラ。
どことなく漂う「親戚がお正月に集まってる感」笑

昨日いてくれた人たちが全てじゃないけど、
こういう仲間が「遊びまみれ」で、
できたのは、なんだか諦めずに続けてきて良かったなぁなんてことを思います。

みんなありがとう。

もっともっと入りやすいコミュニティにするために、
もっともっと大きいコミュニティにするために、
引き続き頑張ります。



あ、嬉しくて写真ぶれました。
ごめんなさい。


では、明日!!
頑張ります!

2020.10.19 水谷駿介

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